さらに外に出て・・・
いや、何処が外かすらも判らないが・・・
霊宝館がまったく写真NG だったので、ほぼ眼前のココへ
大塔
弘法大師、真然大徳と二代を費やして816年~887年頃に完成したと伝えられている。
真言密教の根本道場としてシンボル的に建立されたもので、根本大塔ともいう
多宝塔様式としては日本で最初のもので、胎蔵界の大日如来と金剛界の四仏が祀られているとのこと。
時間なくて外観のみで勘弁
そして、大事な最も行きたかっ場所へ
大学卒業後すぐに1度S.Kと来たが、当時、渋滞に巻き込まれたこともあり、到着したのが閉館した後だったので、ずっと心残りだった場所。
とはいえ、弘法大師の墓に何故そんな執着を と聞かれようか。
奥ノ院(弘法大師御廟)
高野山の信仰の中心であり、弘法大師が入定している聖地
正式には一の橋から参拝するらしい
知らんかった
一の橋から御廟まで約2kmの道のりには、おおよそ20万基を超える諸大名の墓石や、祈念碑、慰霊碑の数々が樹齢千年を超える杉木立の中に立ち並んでいる。
日産自動車・ヤクルト・UCCなど有名企業も多数
墓参りが面白いというのも頷ける。
亡くなった人に失礼かな
亡くなった人に失礼かな
燈籠堂では多くの僧が南無阿弥陀仏を唱えているところに遭遇
素晴らしいタイミング
厳かなる雰囲気、畏敬の念さえおぼえる場所で、この念仏はさらに特別感を俺に与えた
何気なく裏にまわったら、弘法大師御廟が
本当の大師信仰の中心聖地であり、現在でも肉身をこの世にとどめ、深い禅定に入っていて、私たちへ救いの手を差し伸べているいう入定信仰を持つ大師の御廟所だ。
現在も参る人々を救い続けていると信じられているので、日夜多くの参拝者が絶えない理由が判った気がする
仏教を前にして何だが、地元・伊勢神宮と通ずる神聖なものすら感じた
怒られるかな
日本人は神も仏も信じる不思議な民族。
救いを求める心の拠り所は何処でもイイ。
周囲の人を傷つける宗派がまったく意味をなさないことが、ここに来ると実感できるのではなかろうか
何だか、ありがたし
それにしても、1日でまわるのは絶対無理な場所だと実感。
次はいつ来るかは判らないが、我が心のアルバムでもかなり上位に来る場所であった
【高野山 大塔&奥ノ院(弘法大師御廟)】
和歌山県伊都郡高野町高野山
TEL/0736-56-2011
http://www.koyasan.or.jp/