注:此方は妄想・BLとなります。









・・・ふうっ、洗濯も掃除も終わった。なんかやる事ないかなー?
・・・暇だ。マジで超退屈なんですけどー?・・・あー、カズまだかな?そろそろかなぁ?



潤おばあちゃんは、閉めきったカーテンの隙間から外を眺め、ニノずきんが訪ねて来るのを今か今かと心待ちにしてました。


ニノずきんちゃんは大好きなおばあちゃんを独り占めしたくておばあさんを無理矢理・・・説得して、森の奥に建てた小さな家におばあさんを監禁・・・一人暮らしをさせていたのです。

あっ、そーいえばカズが飲めって言ってたジュースがあったんだっけ?

ひとり言を呟きながらパタパタとキッチンへ向かい、冷蔵庫から昨日手渡されたジュースの瓶を手に取って眺めました。







ー昨日の夕方ー

潤くん、あっ、おばあちゃん。
これねー?明日、俺が到着する30分前位に飲んでね?・・・飲むの忘れたら・・・どーなるか分かってますよ、ね?

村人達をあざとく惑わす可愛い笑顔〈注釈:しかし目は笑ってはいない〉で見た目は至って普通のオレンジ色の液体が入った瓶を手渡しました。

ニノずきんのお願い事=(おばあさんにとっては)ろくな事がないと頭では理解してるもののニノずきんには何故か逆らえません。

眺めていた瓶の蓋を開けるとグラスにその液体を注いで一気にあおりました。

・・・ん、んまーっ、なんだ。普通のオレンジジュースじゃん。心配して損したー!疑ってごめんね?カズ


今は傍にいないニノずきんに向かってひとり言を呟くと、寝室へと戻り暇潰しに雑誌を眺めて始めたのです。























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