*昔の想い出?懐かしい夢の一コマ!
と、云うか?まだ、記憶に在ったのが驚いた
木の机が、整然と並ぶ教室
「おい!キヨシ!なんとか言ってみろよ~!」
男子のひとりに胸ぐらを捕まれていた
「なぁんだ?コイツ!なんにも言わねぇぜ!」
他の5人の同級生に囲まれて、笑われていた
「キヨシ!なにやってるんだ!」
唐突に、2歳上のてる子が、教室に入って来た
身長175㎝、バレー部キャプテン
(女子大を卒業する頃には、180㎝近くあった!まさに大きい女だった!
長女のよう子は、170㎝?だった様な?気がする。)
私に絡んでいた恩田が、てる子の乱入で少し驚いていた
ツカツカ!と、私の傍に来ると、いきなり恩田の左頬を裏掌で、叩いたのだ
あっ!と、云う間に恩田が床に倒れた
他の男子達が驚いて、後退りしていた
「痛ってぇな!このクソ女?」
と、吼えた瞬間、恩田の顔を、てる子の右足が
踏みつけていた
「キヨシ!お前はこんなのに好きに言わせてるのか?」
私は、茫然としていた
てる子の手が早いのは、自宅では解っていた
だが、外で観たのは初めてだった
「この野郎~!帰ったら根性叩き直してやるからな!」
恩田の、頭をグリグリやりながら私を、睨み着けていた
教室には、いつの間にか他の生徒達までもが、周りを取り囲み、てる子に踏みつけられている恩田を観て笑っていた
「この~!大女!足を離せ~!」
足をなんとか、外そうとしているが、てる子の右足は、力を抜く事は無かった
「そこ~!なにやってる?」
担任の川添先生が、入って来た
てる子の傍に来た
「恩田~!またか?何やらかした?」
てる子が、やっと足を離した
体格差では、川添先生よりも、てる子の方が勝っていた
体格も、ガリガリでは無い、ガッチリで、オッパイも大きい
でも、誰も手出しはしない、オッパイを触れるのは、私だけだ
てる子が教室を後にした
「恩田~解っただろう?アイツには手出しはするな!」
川添先生は、笑いながら恩田に注意していた
が、勘違いにも甚だしい
恩田の頬は、てる子に踏まれ、真っ赤な靴痕がシッカリ残った
★小中高と、近所と云うこともあり、恩田の家は、私の斜め左向かいの家だ
当然、恩田は、てる子の存在は知っていたし、番長と呼ばれていた男子を殴り倒した事も知っている
近所でも有名な姉だが、弟の私には優しい姉だ
今では、優しいお母さんを演じて居る?(笑)
★てる子姉が、此れを読んだら直ぐに解る様に実名に!笑笑