タイトル:武藤敬司 vs 大谷晋二郎
発売日:2001年2月20日
発売元:株式会社ヴァリス
品番:VAXR-59
収録時間:120分
価格:9,400円(税別)
 
今回紹介するのは闘魂Vスペシャル特別編「武藤敬司 vs 大谷晋二郎」。
新日本を離れてアメリカWCWに参戦していた武藤と、カルガリーやイギリスなどでとトレーニングや試合をこなしていた大谷の特集ビデオ。
ビデオ収録に関係なく、元々は大谷が武藤を訪ねたことがこの組み合わせ対談のきっかけのようである。
日本を離れた2人の対談からそれぞれの考えが見えてくる。
以下ネタバレあり。
 
対談 武藤敬司×大谷晋二郎
海外に渡った経緯、ヘビー級
収録時間は約9分。

武藤敬司 vs 大谷晋二郎
1994.11.6 後楽園ホール
両者のシングルマッチを収録。
序盤から武藤が場外戦でペースを掴む。
最後は武藤がドラゴンスープレックスからのムーンサルトプレスで大谷から3カウント。
ビデオのタイトルからしてノーカットにして欲しかった気もする。
試合後の大谷のインタビューあり。
収録時間は約12分。
 
対談 武藤敬司×大谷晋二郎
大剛さん、イギリス
収録時間は約4分。

武藤敬司、蝶野正洋、天山広吉、ヒロ斉藤 vs 佐々木健介、橋本真也、大谷晋二郎、金本浩二
1997.10.26 別府ビーコンプラザ
音被せ入場シーンあり。
両者がタッグマッチで対戦した試合も収録。
この試合はnWo特集のビデオにも入っていたような気がする。
nWoが新日本で猛威を振るっていた時期に、ジュニアの選手も立ち向かっていった試合。
最後は蝶野の急所蹴りからのケンカキックで大谷から3カウント。
収録時間は約8分。
 
対談 武藤敬司×大谷晋二郎
ルーツ、病気、アマレス
収録時間は約17分。

大谷晋二郎 vs 永田裕志
1999.7.10 石巻市総合体育館
音被せ入場シーンあり。
永田のキックを軸足で払ったり、指を噛んだりと大谷が見せ場を作る。
ドラゴンスープレックスを掛けようとするも隙を突かれ、ナガタロック2でギブアップ。
ノーカットで収録。
試合後の大谷インタビューあり。
収録時間は約17分。
 
対談 武藤敬司×大谷晋二郎
新日本入団、デビュー、IWGP Jr.ヘビー、ケンドー・カシン、PRIDE
収録時間は約12分。

佐々木健介 vs 大谷晋二郎
1998.12.23 後楽園ホール
音被せの入場シーンあり。
この試合だけが収録されたビデオが闘魂Vシリーズから販売されてもいる。
大谷が奇襲でドロップキックを決めたり、ストラングルホールドをかけ返したりと見どころあり。
最後はラリアットを2カウントで止め、ダメ押しのノーザンライトボムで3カウント。
ヘビーとジュニアの差を見せつけられるような試合でした。
ノーカットで収録。
試合後の大谷、健介インタビューあり。
収録時間は約24分。
 
対談 武藤敬司×大谷晋二郎
日本マット復帰、WCW、夢
収録時間は約15分。
 
武藤&大谷、オーエン・ハートの墓地を訪問
クイーンズ・パーク・セメタリー
収録時間は約2分。

インタビュー(車内)
武藤:大谷との対談を終えて
収録時間は約2分。
 
全体の感想
タイトルの通り、両者の対談がメインの構成ではあるものの、
主に武藤さんが聞き手に回り、大谷さんが喋るといった感じであったり、
収録試合も全試合大谷選手の試合なこともあり、
どちらかといえば大谷ファン向けな内容と言えるかもしれない。
日本帰国後は武藤&大谷のタッグが何度かあったので、
この対談がきっかけとなったのは間違いないだろう。
また、日本を離れている間に日本のプロレス界は様々な出来事で揺れており、
変革の時期において2人が日本に戻ってどのようなアクションを起こしていくのか
という視点から対談を聞くととても楽しめると思います。