こんにちは。

今日は、『女子御三家、新女子御三家の算数問題分析①（中学受験）』というテーマで書いていきたいと思います。

女子校の筆頭といえば、桜蔭ですね。

桜蔭中は、思考系の応用問題の出題率が非常に高いです。

問題文も長めの印象があります。

桜蔭を受験する場合は、かなり思考系の応用問題は訓練を積んでおく必要があります。

計算問題以外の問題でも計算が非常に大変なことが多いです。

ただ、今年の限れば比較的、解答しやすい問題が多かったように思います。

例えば、2024年入試の問題について

・計算問題が２題であった。（それまでは計算問題は１題が多い、計算問題２題は平成２９年度以来）

計算問題の難易度も、高くない。模試の計算問題で対応できるレベル。ただ、計算式が長くなる年度もあるので、計算問題の練習は必須。

・大問Ⅰの（２）は条件さえ整理できれば、ウの問題はわりと正解に辿りやすい。場合の数というよりは、推理に近い印象だ。エの問題も、ウを導くことができれば、さほど時間がかからず辿り着ける。

・大問Ⅱの（１）〜（３）はかなりやさしい場合の数の問題。問題文が少し長いが、問題文を落ち着いて読んで理解できれば、（１）〜（３）は完答できる。計算も難しくない。（３）の難易度が上がるとしている解説が多いが、（３）の難易度は高くない。できれば、合格のためには（３）までは時間をかけずに正解に辿り着いておきたいところ。