前回の続きから～
お店に着いてぎゅうぎゅうの席に着席。
感染したくないな…コロナ…
予防接種はしてるけど、あれは重症化しないだけで、伝染ることは伝染るんだから。
接種したから大丈夫、という考え方になれない。
まぁ仕方ない。
船頭さんが注文を率先してくれる。
事前に食べたい物を考えてきてくれたらしい。
その中にモツとニョッキのトマト煮込みというのがあり、注文。おいしそ～
お料理がテーブルに運ばれてきてお皿によそうのだけど、
食べきれなかったら嫌だし、感染対策も含めて、それぞれで、各自のお皿によそいませんか？
と提案した。
…が、首を横にふられ、却下。
取り分けてよそったお皿をくれようとしたので、
食べきれないかもしれないので…
と、もう一度お願いしたのだけど
そうしたら残せばいいし、僕が食べますよ。
と…。
私の食べ残しを食べるの？と疑問に思った。
もう仕方なく受け入れ、よそってもらったものを食べた。
お肉はひとつも入っておらず、ニョッキだけ。よそってもらっておいてなんだけど、お肉も入れて欲しかった。2、3個でもいいから。
そして自分の方には残りの全てのお肉とニョッキを入れていた。なんなのだろう。見ればどれがお肉かニョッキかわかるけど。
もうわざとなのか、船頭さんがお肉大好きなのか、たまたまなのかもよくわからない。見えなかったのかもしれない。
船頭さんは
美味しいですね！
と、言いながら食べている。
すると急に変な顔になって、カバンからティシュを取り出し、食べていた物を口の中からべぇっと出し始めた。
お肉が噛みきれなかったのか？やっぱり美味しくなかったのか？
よくわからん。
それで、その口から出したやつを包んだティッシュをカバンの中にしまいこんだ。
それからまた新しいお皿にのってるお肉やニョッキを食べ始めた。
！！
するとすると、またまたティッシュを取り出し口の中からべぇっと何かを吐き出し、包んでカバンに入れた。
なんか理由があるにせよ、目の前でされると気持ちは良くないなと思った。
萎えた。
！！！
また出した！
もう何回やるんだろう…この人。
かれこれ10回くらいはこの繰り返し。
何だか食べる気力もなくなり、更に人が増えてきて、もう我慢出来なくなってきた。
すみません、もう人も増えてきましたし、感染がこわくお店から出たいのですが…
と申し出た。
わかりました！
はぁ、やっと出られると思ったのに
じゃあ、これだけ頼んじゃいますね！
と、お酒を2杯注文。
（2杯とも船頭さんの）
まだ出られないのか…
残念。
私は早々にマスクを装着し、お酒のお喋りにお付き合いした。
好きな歌手とかいますか？
特にはいないのですが、強いて言うなら…
マルーン5とか好きです。
あ、僕も好きです。
どの曲が好きですか？
いちばんは無くて…満遍なく好きです、あのボーカルの人がセクシーなのが好きで。
今、プレイリスト出すんでいちばんを教えて下さい。
うーんと…
ほら！ここから選んで！決めてくださいよ！
どれも良いからいちばん決めるの難しいですね💦
ほら！この中から！ほら！どれですか！
あー、こ、これかな？
なんでこんなに迫られなきゃいけないのかな
やっとこさ船頭さんが飲み終わり、出られることになった。
お会計をしてくれると言う。
ありがたいです。感謝である。
お礼を言うと、
思ったよりいかなかったな～
と。
まぁトマトの煮込みとポテトサラダと飲み物だけならそうかも。
とにかくごちそうさまでした！
お店を出て少し歩いていると、
じゃ、ビリヤード行きませんか？
と言われた。
…なぜにビリヤード？！唐突だな。
えっと…今からですか？？
はい、そうです。さっきちょっと調べたんで、あっちの方ですね！
え？あ、いや、ちょっと今日は…もう9時ですし…
え？ビリヤード…
じゃカラオケ行っちゃう？
あ、今日はもう…帰りませんか？
ちょっとだけお茶とかなら…
じゃお茶にしましょう！
と、駅の方へ向かった。
そしたら急に、
お茶は今度にしましょうか？
と言ってくれた。
というより、この私のつれない態度に嫌気がさしたのかもしれない。
帰り際、
今日は本当にありがとうございました！すごく楽しかったし、美味しかったです。本当にありがとうございました。
もし良かったらこれ…
と一人分用のクッキーの箱をお渡しした。
え！いいんですか！
ありがとうございます。
いえ、こちらこそ。
と言うと
まぁこのくらいなら家に着く前に全部食べ終わっちゃうかもしれないですね！
と、言われた。
ふふふ。
じゃあまた、今度(*´︶`*)ﾉ
とお別れした。
なになに？量が少ないってこと？
まぁそういうんじゃなくてまた冗談のつもりなんだろうけど？
面白くないわ。
もう船頭さんとは会いません。