先程の続きで、前にも武勇伝的な事を自慢げに話していたことがあった。
ある時、学生時代の話になった。
どんな学生時代を過ごしてたんですか?
あー、学生時代は放課後よく喧嘩に行ってたね。
他校との喧嘩に行ってました!
と言っても、強い仲間の後について行って、最初は後ろから見てるんですけど…
強い仲間が、他校の相手をボコボコにして、倒れて弱ったところに、後ろから走っていって、更に小突いてただけなんですけどね。
まぁそういう奴なんですよ。
…?
よく行ってたな~喧嘩
意味不明。
しかも、最後の「そういう奴なんです」
僕はメインで戦ってたわけじゃないから安心して下さい、的なニュアンスがあったんだけど。
いやいやいや。
そうゆうことじゃないから。
頭おかしいだろ。
めちゃくちゃ卑怯者!弱ったところにダメ押しって。
何かあったら逃げるタイプだと思った。
だったら最前線で戦ってた方がまだマシに感じた。
この人が、学生時代くだらないことをやってたのを知って、私の学生時代の話は話せなくなった。
毎日、土日も部活に明け暮れ、全国大会優勝を目指してやってきた自分とはあまりにもかけ離れてる…背景が違いすぎると思った。
部活はやらないにしろ、じゃあ勉強をしてたのなら良いが、勉強は大っ嫌いらしい。
なるほど…それで大学行ってないのね。
事情があったわけでもなく、ただ単に勉強が嫌いなだけ。
その証拠に?妹さんは大卒らしいから。
この人やばすぎる。
あたおかだな。
何かだんだん、やっぱりこの人無理なんじゃないかと思えてきてしまった。
そう思うとジュースの飲み方まで気持ち悪く見えてしまって、、
毎回ストローで飲んだ後、糸を引くように口からストローを離すんだよね。
ヨダレでも溜めながら飲んでるのかなっていう。
そして河童みたいなクチにしてぶりっこしながら飲んでて、思わず目を逸らしてしまっていた。
数回会ったけど無理かも…