木工君ひたすら研ぐ | Purity ukulele 製作の日々

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個人ウクレレビルダーの日々雑感です。

先日から始まった木工の弟子?通称「木工君」今日もご来房です。

取りあえず何も言わず始めた小箱作り。組み継ぎという結構難しい工法にチャレンジしてますが

4枚作って

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継ぎ部分がこんな感じ・・・う~ん

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当然隙間が出てきます。まあ最初ですし良いかと思いますが道具だけは揃えてもらいました。
ホームセンターで鋸、スケール、スコヤ、罫書き鉛筆、木工ボンド、鉋(替刃式)、そして追い入れノミです。

とにかくノミを研がないと綺麗な切削は出来ないと思いちょっとアドバイスしました。

まずは裏出しです。
鋼を少し出して金剛砂と水でひたすら研ぐべし!(結構体力要ります)汗出ます。
何とかいい感じになったので次は荒仕上げ。
しかしここで落とし穴が!
どうしても船漕ぎみたいになり丸く均等になりません。焦る木工君。
なので助け舟。
まず研ぎ幅を狭くして、一か所で研がない様に心掛け
心の中で「貴方に捧げます」とつぶやきながらそのポーズで押してやるというもの(笑)

そしてここで新兵器。砥石より扱い易いダイヤモンド砥石で#400→1000と進みます。
そしてひたすら慎重に「捧げます」とつぶやきながら研ぐ、研ぐ、研ぐ・・・
手と腰が痛くなった頃、何とか及第点に達したのでいよいよ仕上げです。

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仕上げ砥石でジックリ研ぐ木工君。真剣です。

おお、何とかOK、返しを取って完成です。

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さあ,試し切りです。
おっ、軽く押してもスーと切れていきます。ヤッタネ木工君。
痛む体と引き換えに達成感いっぱいの良い顔しています。
これからは小まめに研げば切れ味は維持できるでしょう。

さあ、今日はノミを眺めながらビールで乾杯ですね。
お疲れ様でした。