
『貴方に会うまで言うつもりは無かったのですが、実は私は肝臓癌なんです。貴方にはどうしても伝えたくて夜遅くすみませんが、言わせていただきました。貴方はこれを聞いてどう思いましたか?もう私は年ですし、当たり前の事だと受け止めています、同情を誘うつもりはありませんが、貴方にはすべてを知って欲しいので、言わせていただきました。もちろん翔太は知りません。貴方の心の中にしまっておいて貰えますか?』
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『私が肝臓癌で先は長くは無い事は、貴方の胸の奥にしまって置いてください。もう治る事はありません。ただ翔太より先に死ぬわけにはいきません。正樹は仕事で翔太についてやっていられないので、翔太は私がいなくなったら一人きりになってしまいます、それだけはなんとしても避けたいところです。本当は貴方に言うのは止めておこうと考えていたのですが、こうして翔太事を願ってくれている以上伝えたくなりました。同情して欲しいわけではありません、私どものすべてを貴方に知って欲しいのです。そこまでしてでも私たちは貴方を必要としています。ちょっと朝から重すぎてすみません。翔太が貴方の一言楽しみにしてますので、一声かけてやってもらえますか?』