戦前、駐日仏大使として日本にも住んでいたこともある親日家でした
姉は有名な彫刻家のカミーユ・クローデル。ロダンの弟子です
姉の影響もあり、ポール・クローデルは日本に憧れるようになり「日本に行くには外交官になるのが一番」と、外交官試験に一番で合格し日本にやってきた程の努力家です
時は太平洋戦争の真っ只中
日本は敗戦濃厚と言われていた頃、ポール・クローデルは母国フランスのある晩餐会にてこんな言葉を残しています
「日本人は貧しい
しかし高貴だ」
「世界でただ一つ
どうしても生き残って欲しい
民族を挙げるとしたら、
それは日本人だ」
当時フランスはドイツと戦っていましたから、同盟を結んでいる日本は敵国同然だったはずです。
大正の終わりから昭和にかけて日本を見てきたポール・クローデルは
日本人の奥ゆかしくも高貴な品性に感動したのだそうです
日本人の民意は自分たちが自覚しているより
遥かに高いのです
忘れ去られてしまった
母国への愛国心を抱く文化を
甦らせたいと思います
母国への愛国心の低さは
先進国33カ国の中で最下位ですよ
自虐的なとこと謙虚さは全く違いますからね
今日はポール・クローデルフランス大使の言葉で
清々しく晴れ晴れとした気持ちになりました
日本人よ
Think big!