別れ際の優しい嘘
できれば
たくさんの人に好かれたい。
これは、ほとんどの人が思うことでしょう。
わたしだってそうだ。好かれたい。
だれも嫌われようと思っていきてなんかいない・・・。
ただ、
お付き合いをしたもしくは
おつきあい同然の振る舞いをした相手の前では
絶対にやっちゃいけないと思うのが
別れ際の優しい言葉の嘘である。
「嫌いになったわけじゃないから。」
「会えなくなるわけじゃないし。」
「いろいろ落ち着いたらまた・・・。」
これらの一見、やさしーい文言を、
フる側が使うのは
時に人のモノを盗む以上に反則だと思っている。
フラれる側の人が、
まだ気持ちの整理がつかず
ちぐはぐになろうとも
何かを言い残したい気持ちはわかるけれども、、、、、。
とっくに別れているのに、
”復縁したいんです”と
相談をしてくる人の話を聞いていて、
大抵出てくるのが、
この別れ際の優しい言葉（嘘）の呪縛から
逃れられていないケース。
他人が聞けばね、
自分がいい人ぽくいたいだけやん、とか
都合の良いようにキープしときたいだけやん、とか
わかることだけれども、
好きになった相手から、
最後に言われた言葉次第で
人知れずその場に取り残されてしまうことがあるのだから。
日頃どんなに品行方正で、
周囲からの信頼・評判が高くても、
一対一のつき合いの去り際に、
その人の本性は出る。
嫌いになったわけじゃないのが本心でも、
正直どんな理由であれ、
目の前の相手を受け入れられなくなったのなら、
別れ際には
相手を思った厳しい嘘をつくべきです。
それが出来ない人は優しい人でもなんでもないよ。
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