皆様おはようございます。ラ・ジュネス山手倶楽部
山下小百合です。
最近は同業者の方からの、ご相談も非常に多く、
「小百合先生は仕事は楽しんで!! とおっしゃいますが・・・。
私、楽しんでいる場合では無いのです。
経費が嵩むばかりで必死で売り上げを上げないと・・。
どうすれば、売り上げが上がりますか?」
という質問が有りました。
私はスクール業務もしておりますので、生徒さんのサロンが繁盛出来るように少しだけコンサル、相談業務もしています。
「どうすれば・・・。売り上げが上がるか?」
実は私、売上を目標にしたことはこの14年間、一度もありません
売上0円の時からです。
売上を目標を持てずに来ました。
ビジネスの勉強会では先ず、数字が大切だど言われます。
経営計画も先ず、売上をいくら欲しいか?
この考えが解らずに、私は経営者には向かないなあ~と、悩んだ時に私を救ってくれた一冊の本。
モノを売るな!体験を売れ!
企業対企業の関係を BtoBと言います。
企業とお客様の関係をBtoC(Business to Customer)
私達サロンはお客様とBtoCの関係です。
メーカーさんと私達。私達とお客様との関係性は全く違うと思います。
数字を目標に持ち仕事をしたとすれば、
① 1万円の化粧水 ② 5千円の化粧水
お店は絶対に ①を奨めると思います。
お客様も値段が高い方が良いと思っている方も多いのですが、私は売上を無視してお客様の為になるような提案をするようにしました。
よそ様からサロン移動して来られたお客様がお持ちのお化粧品を見ると、私はいつも驚きます。
こんなに沢山、化粧品を持っていても使い方が解らないのではないの?
もっとシンプルにしてあげる方がお客様も解ると思うし、
正しい使い方ができるからきれいになると思うのになあ・・・・・。
余計なものまで買わすから、お客様は逃げる。
だから、又、高い広告費を使い新規をを集客しようとする。
売り上げが沢山あっても、仕入れ、人件費、広告費、家賃などの経費を差し引いて、いったいいくら利益があるのか?数字、売上げが前に来ると、その日、その月は売上げが上がるかも解りませんが結局お客様の為にもなっていませんし、お客様は結果が出ないから離れて行くと思うのです。
私は、お客様を、20代の子は娘と思い、40代は妹と思い、70代の方は母と思い接客しています。
もし、うちの娘がニキビで悩んでエステサロンへ通っているとします。
少ないお給料を一生懸命節約して沢山のローンを組みました。
ニキビがきれいになっているなら納得だけど。結果が出なければ最悪です。
そんなサロンに通っていたらとても悲しいです。
人って立場が違えば色んな事が見えてくると思うのです。
生きていくためには、お金は必要です。
しかし、もっと大切な事があると思うのです。
この考えで売り上げは上がりました。
昨年は新サロンが楽々完成しました。
今は沢山の方が私のブログを日課にしてくださいます。
ブログからお客様、しかも良いお客様が次々来てくれる毎日に心から感謝します。
ラ・ジュネス 山下小百合