秋晴れの好天に恵まれた今年のいしがきミュージックフェスティバル。
ビール片手に各ステージを渡り歩く、この催しならではのお楽しみ。
なんたって全部のステージがロハだからね。ロハは通じないかな? 昭和の言い回しだもんね。ロハを漢字で書くと「只」、タダのことだよ。
それぞれのステージで歌っている方々が誰なのかは良く判らなかったけど、みんなそれぞれ楽しめた。
でも、今日の本番はいしがきを一通り巡ったあとにあるんだよね。あの「あまちゃん」でも大活躍したお方。鈴鹿ひろ美こと、薬師丸ひろ子さん。盛岡でのコンサートは今回が初めてだと言っていた。
いしがきも楽しかったけれど、大女優の鈴鹿ひろ美が相手となるとやはり分が悪い。懐かしいヒット曲が当時と変わらぬ懐かしい歌声で、まるで(セーラー服と)機関銃のように次々と歌い上げられるんだから、もう堪らん。
本当にあっという間の2時間ちょいだった。その2時間だけど、間に幕を下ろして15分の休憩が入ったんだよね。
途中で休憩の入るコンサートは初めてだったけど、ファンの年齢層を考慮してのことだったのでしょう。
第二部の開始の時に、今回は休憩時間にトイレに立つ人が少ないと話してたから、やはりそのような配慮があったのだと思う。
その間にドレスを着替えたうえで(失礼ながら若いとは言い難い歳となった)ご本人も休憩を取ったんだろうね。
いや、それにしても(それなりの歳を重ねても)あのお姫様のようなドレスが似合うんだから、ほんとに感心してしまった。
最近は年齢相応に大女優やら母親やらの役どころが多いと思うけれど、これからもいつまでも若々しい歌手で女優さんでいてほしい。
あー 楽しかった。
そういや「じぇじぇじぇ」って3回くらい言ったけど、これも岩手県民へのサービスだったんだろうね。ありがとう。