2023.9.5①の続き記事になります。
※今回もかなり長文です。ごめんなさい。
 
この日は夕方から旦那も受診日でした。
前回も書きましたが
前の医師の私情により
ADHD薬がもらえなくなり
処方できる病院を探し
その中で「この先生なら」と思い
電話で処方が出せるかどうか確認後
予約を取って、転院しました。
転院時、自分から説明するのが難しい
人見知り体質な旦那の特性もあり
診察時は毎回同席しています。
 
準備・移動時間を考えて
家を出るの時間まで
農作業をしているので
それまでは待ってました。
 
待ってる間
頭の中はぐるぐると
行った病院で言われたことや
先生への不信感。
不安やモヤモヤ感がごちゃ混ぜになり
頭痛・吐き気もしてきたので
耳鼻科で貰っていた吐き気止めと
カロナールを1錠飲みました。
 
準備する時間に戻って来なければ
農機具使ってて
アラームに気付かないことがあるので
呼びに行かなきゃな~
と思ってたら帰ってきたので
横になって休んでいましたが
起きて準備が終わるのを待ち
病院へと向かいました。
 
思ったよりも道路が空いてたので
少し早く到着しましたが
いつも混んでいて待つことが多いので
そのまま受付へ…。
ここも2階に受付がありますが
ビルの中で1階は違う店舗なので
エレベーターがついています。
(もちろん階段もあります)
 
体調も良くないのもあって
エレベーターを使い
扉が空いたら病院の入口。
いつもながら澄んだ空気を感じながら
受付をし、待合へ移動すると
珍しく人がいませんでした。
たまたま空いてたのですぐに呼ばれ診察室へ。
 
診察室の中も済んだイメージで
とても気持ちが和らぎ。ホッとします。
中もクリーンな感じで明るく
爽やかな印象の診察室です。
先生は人柄の良さがにじみ出ていて
優しく、穏やかに寄り添ってくれる
そんな雰囲気の先生です。
 
まずは旦那に仕事の事とか
体調の事とか話してました。
この病院に変えてから
旦那の処方を変えてもらったので
(アトモキセチン⇒ストラテラ)
その効果の確認など話してました。
 
旦那が心療内科の通院を始めたとき
家には子どもたちの飲み残した
ストラテラがたくさん残ってました。
本当はいけないのですが
高価な薬だったので
(ジェネリックが出る前でした)
余っているものを捨てるのは
勿体ないから…と
最初は他のADHD薬と併用して
残っているストラテラを服薬し
ストラテラがなくなった時点で
ジェネリック(アトモキセチン)へ
変わりました。
 
何年か飲んでいましたが
夕方以降の心理的安定があまり良くなく
他の薬を夕方併用したりしましたが
あまり効果がなく、抗不安剤を変えたり
いろいろとやっていました。
 
ジェネリックをストラテラに戻したら…
と考えていた時に
今のところへ転院となったので
2回目の受診の時に私がお願いして
半分はジェネリック、半分はストラテラ
で処方してもらい
アトモキセチンを飲み終わったら
ストラテラを飲んで
何か変化があるかどうかを試すことに。
すると、ストラテラにしたほうが
夕方以降の状態が良くなり
本人も頭の中がすっきりした感を実感。
その後はずっとストラテラ処方です。
 
旦那との話に一区切りついたところで
先生は私に聞きたいことがあると言い
「奥様が見ていて心配なところや
 困っていることなどありますか?」
と、聞いてくれたので
ストラテラに変えてからは
安定してきているけど
イライラのスイッチが入ると抑えられず
衝動性が優先して暴言が増え
人や物に当たることに困っていると話しました。
 
実は、ここへ来る前に思い切って先生に
処方の事について(6種類しか出せないのか)
医師としての意見・見解をお聞きしようと
密かに決めて来ていたので
 
「あのー…先生に医師として
 教えていただきたいことが
あるんですが、構いませんか?」
と聞いてみたら
「良いですよ。僕でよければ。」
と答えてくださったので
前に通っていた病院が先週から
突然休診になり、薬が切れたので
他の心療内科を受診したこと
そこで薬は6種類しか出せない
と言われたけど、本当に出せないのか?
まずはそこをお聞きしました。
 
先生は
「厚労省からの指針では
 1度に出す薬は6種類にしなさいって
 来ているけど、実際にはそうもいかない
 ケースもありますよね。
 先生の考え方にもよるけれど
 きちんと守っている方もいらっしゃいますが
 患者さんの状態によっては6種類以上に
 なってしまうこともありますよね。
 6種類って言われても患者さんが困ってるなら
出さなきゃいけない薬を出せないと
患者さんがしんどいこともありますからね。」
と話してくれました。
 
前の病院と100mくらいしか離れていないので
病院が休診になっていることは
ご存知だったみたいですが
「なぜ急にお休みされてるかまでは
 知らないんですけどね。大変でしたね。」
と仰られて、優しいまなざしで
見ていただいてると涙が出てきちゃって。
 
思わず、行った病院で言われたことで
いろいろ先生に言われたこと
ベタナミンの処方のことや鬱剤処方の話
条件を満たせてないから出せない薬がある
出せる医者を探したほうが良いんじゃない
○○先生が再開されたら処方出してもらえる
と言われたこと。
 
この時点で先生は
【えー?そんなこと言われたの?】
と頭抱えて悩んでおられました。
 
挙句に、逆流性食道炎があると言ったのに
その薬は処方されなかった
と言ったらますます怪訝な顔をされて。
 
本当はこちらへ来ようかと思ったけど
予約が取りにくい状態を知っていて
薬が切れていたので急いで探したこと。
 
話してるうちに涙止まらなくなって
旦那にも話してなかったことも
全て先生にぶちまけて話していました。
「本当は先生に診てもらいたかった」も。
 
薬局では無期限休診と聞いたから
再開を待っている余裕がなく
一応次回予約はしてきたけれど
不信感を持ってしまった医師と
今後やっていく自信がなく
重しになっていること。
(これはその時話していて気付いた) 
 
もろもろ話して終わったら先生は
「それは大変でしたね。
辛い思いをされましたね。
お力になれるかはわかりませんが
僕でよければ、通われますか?」
と仰っていただき、
「予約についてはね
僕より担当の者のほうが詳しいから
僕から話しておきますから
相談して予約入れてもらってください。
お薬は足りていますか?
(28日分もらっていますと返答)
では、今すぐには大丈夫ですね。
ちゃんと担当に話しておきますから
安心して予約してくださいね。
ご主人は4週後で大丈夫ですね。」
と話が進み、旦那と同じ先生に
今後はお世話になることになりました。
 
先生は発達障害外来も受付ています。
次男も1年半後には小児科卒業のため
転院先をどうしようか悩んでいましたが
こちらの病院にしようと決めました。
 
先生にお礼を言って診察室を後にし
受付にて担当の方と相談しました。
旦那の時に1か月待ちだったので
そのくらいは覚悟していると話すと
「実は今、大変混みあってまして。
新患受付を停止してる状態なんです。
問い合わせがあってもお断りしてる
状況でして…。」
と言われましたが
「先生からお話ありましたので
 予約お取りできますからご安心ください。
 お薬はありますか?足りていますか?
 (28日分貰ってあると申告)
 それでは、ご主人と同じ4週後の
 同じお時間でお取りしますが
大丈夫ですか?
初診になりますのでお待たせすることに
なると思うのですが構いませんか?」
と優しく丁寧に説明していただき
無事に予約を取ることが出来ました。
 
安心したのか、また泣いてしまいました。
やはり医師・スタッフの対応の仕方
雰囲気などとても大切です。
やっと安心することが出来
モヤモヤしていた気分もスッキリしました。
 
帰りに前の病院に変化がないか
確認して帰ってきましたが
やはり張り紙もなく、真っ暗。
入り口の扉の下から入れたものが
数点あったので何かなと思ったら
「○/○ 予約していました ○○」
と書いた手紙入りの封書
表書きはありませんでしたが
他の患者さんからの封書
不在届?水道等何かの請求書?
広告などでした。
 
前の先生に何があったかは
もう知る由もないのですが
連絡もなく、いきなり休診になり
次も決まらず困ってる人も
きっと少なからずいると思うので
みなさん、いい病院と先生に
巡り合えますようにと祈るばかりです。
 
今回処方を出してもらった心療内科。
なぜ20年前に行ったのに
その後心療内科を勧められたときに
候補として考えなかったのか…
全く覚えていないのですが
妊娠うつで行った時に
「この先生とは無理」
と思ったような気がしないでもありません。
 
なのになぜ受診したのかと言われたら
最初に電話した病院の対応の悪さと
薬が切れていて切羽詰まってたこと。
すぐに予約を入れてもらえたことでした。
 
最初は問い合わせリストに
ここを入れていませんでした。。
良いかなと思っていたところの1つは
旦那の時にも候補に入れてましたが
現在新患は受付中止とHPに書いてあり
今回も撤回されていなかったので
候補から外しました。
 
他に候補に入れていたところも
混雑しているので新患の場合は
予約が取りにくくなっていたり
診察受付時間が短かったり
場所的な問題があったり…。
 
20年ぶりに行った心療内科のほうは
次回予約キャンセルしました。
電話で「完全にキャンセルですか?」
と聞かれたので
次回受診するときに電話で予約します。
とお茶を濁したのですが
完全にキャンセルって
言ったほうがよかったのかな?
他で診てもらうと言おうかと思ったけど
言われたらいい気しないだろう
と思っての判断だったんですが
なんとなく【完全キャンセル】と
わかっていそうな気もします。
 
薬だけ処方してもらって
利用しただけって思われただろうな。
自分の行動に罪悪感が残ってます。
 
ただ先生の発言や態度は
いきなりの病院休診で
精神的ダメージをが大きい
薬が切れて切羽詰まってて
メンタルを病んでいる
そんな患者に対して
心療内科医が取るべき対応ではない
と思っています。
 
嫌なことはもう忘れてしまいたい。
でも記録として残しておかなくては
また同じことをするかもしれない。
そう思って記事に残しました。
 
ここに吐き出したことで
新しい気分で次へ進んでいきます。
 
今回も長々とお付き合い
ありがとうございました。