N病院は大きな総合病院です。
受診予約は月曜日。
N病院に通院している友人から、月曜日は混雑しているので駐車場がすぐ満車になり、近隣の駐車場も満車で停められないことがあると聞き、予約時間よりも早く病院へ向かいました。

案の定、病院の駐車場は満車で長蛇の列。
近隣の駐車場へ停めて行くことにしました。

N病院は以前救急指定になっているときに受診したことがあるため、総合受付は素通りし、小児科へ直行。
予想通りものすごい混雑していました。
長男は待ち時間の暇潰しに持ってきていたDSをして待っていました。

しかし。
予約時間を過ぎても、名前を呼ばれません。
30分…1時間…。
まだ呼ばれません。
ジュースを買いに行こうにも、いっている間に呼ばれたら…と思うと動けず…。
さらに時間は過ぎ、2時間経ちましたがまだ呼ばれません。

今病院を出たとしても、もう午後から行く予定にしていたJR親子鉄道教室の受付時間に間に合いません。
仕方なく電話をすると
「何時くらいになりますか?」
と聞かれ、病院にいることと混んでいるので時間が読めないことを伝えると
「せっかく申込んでいただいたので、来れるようになったら電話をください。途中からでもよければ参加してください。」
と言ってもらえましたしょぼん
更に、そのあと携帯に電話があり
「来る前にこちらの電話に連絡ください。入口まで職員をいかせますので。」
こちらの勝手な都合で遅れるのに、こんなに良くしていただいて、嬉しくて涙が出ました。

お腹はすくし、喉は乾くし、JRには行けないしで愚図る長男をなだめつつ、更に待つこと1時間。
予約時間から3時間後、やっと呼ばれました。

長男の担当はK医師。
3年生になってからのトラブル、夏休みのプールのことからADHDを疑い療育センターを受診したこと。
送付されたチェックシートを持っていき、相談員と面談したこと。
そこでADHDであろうと言われたこと。
K医師からは小さい頃の事などを聞かれました。

その間長男はキョロキョロ、ウロウロ落ち着きなく動き回り、先生の問いかけにも上の空。
椅子に座って、椅子を回転させたり、引き出しを開けようとしてみたり…。
私が注意すると、K医師は優しく「構いませんよ(^^)」と言い
「長男くんは、今、何に興味があるのかな?」と問いかけました。
長男がよそ見をしながら鉄道とゲームと答えると、
「鉄道か~。どんなところが好き?ゲームどんなのをしているのかな?」
と長男本人と対話しようとしていました。

そんな感じで少し長男と対話して、長男は待合室へ戻され、私だけ残って話をしました。

K医師は、
「長男くんはADHDであると思います。
頭の回転は良いが、指示が通りにくい。
興味のあることに集中しすぎる。
興味がないことには集中できず、あちこちに気が散ってしまうなどの特性があります。」
と話されました。
今のところ、本人に困り感がなく、大きなトラブルもないので様子を見つつ、場合によっては薬も使いながら進めましょうと言うことになりました。

医師と診察のあとは心理カウンセラーとカウンセリングのために残っていましたが、この日はカウンセリングも大混雑。
1週間後に改めて行うことにし、カウンセラーと顔合わせだけして終了しました。

会計まで終わらせて時計を見ると14時すぎ!!
病院のコンビニでおにぎりとお茶を買い、JRへ電話、親子鉄道教室へ急行しました。
他の方達はちょうど仕事体験をしている時間で、私たちがそこに混ざると、終わっているものもあり可哀想だから…と、特別に仕事体験を回らせていただくことになりました。
後から来たからと、特別に警笛を鳴らさせてもらえたり、グッズを貰えたりで長男は大喜びでした。
仕事体験の最後の方で、他の方達に追い付くことができ、残りは一緒に回りました。

思わぬアクシデントで親子鉄道教室には最初から参加できず残念でしたが、長男が楽しみにしていた仕事体験は出来たし、記念品ももらえ、長男が満足してくれたので良かったです。

それにしても…。
N病院の混雑ぶりには驚きました。
予約しててもこんなに待たされるとは…。
次の診察予約は、9月。
運動会の振替でちょうど学校が休みの月曜日になりました。