3年生になり、またクラス替えがありました。
M先生は転勤され、担任になることはないと言うことで安心してました。
残るはクラス替えでDくんと同じクラスになれるかどうか…。

帰宅後に聞いてみたら、違うクラスになっていました。
残念だけどこういうこともあるんだよと、長男には良い経験になったと思っていました。
しかし私が思っていたよりも長男にはキツかったようです。

新学期が始まってすぐ
「学校楽しくない。だって友達誰もおらん!知っとる子も誰もおらん!!」
と泣いて訴えられました。
1年、2年と同じクラスだった子が何人もいたにも関わらず、Dくんと同じクラスじゃないことが辛かったようです。
Dくんも児童クラブに入っていたので、そこで遊べばいいよねって言ったのですが、Dくんはスポ少で週2回しか来れず、しかもそのうち1回は長男が習い事で児童クラブをお休みする日。
Dくんと遊びたい!!と訴えられることが増えましたが、こればかりはどうしようもなく…。

それから1週間たつ頃、仕事から帰ると担任から電話がありました。
長男が給食の時間に友達とケンカになり、カッとなって机の上にあった鉛筆でその子の手の甲を刺してしまったのです。
それを聞いて血の気が引きました。

担任から相手のお子さんのご両親に謝罪したいので連絡先を教えて欲しいと伝えていただきました。
しばらくして、担任から連絡があり、「幸いにも怪我は絆創膏ですむかすり傷だし、子供同士のよくあるトラブルから謝罪は要りませんということです。」と言われました。
そうは言っても、やはり謝罪は必要と考え、週末にある参観日で直接謝罪するとこにしました。

なぜそんなことになったのか。
なかなか話したがらない長男でしたが、何とか聞き出すことが出来ました。

きっかけは長男がWくんの名前のことをからかったこと。
「変な名前」と数回言ったそうです。
長男はそれが悪いこととは思っていなかった。
それを聞いていたYくんが
「お前の名前も変な名前だ!変な名前!変な名前!」と連呼。
自分の名前をとても気に入っている長男は何度も変な名前と言われ、カッとなり、言うのを止めさせようとして机の上にあった鉛筆でYくんの手の甲を刺してしまったのです。

それを聞いて、名前は親からの贈り物。
大切なものなんだから、からかってはいけない。
みんな願いを込めて名前をつけている。
長男もYくんに変な名前と言われて嫌だったなら、みんな同じだよと話しました。
名前についてからかったWくんにも、怪我をさせてしまったYくんにも朝一番で謝ることを約束し、翌日の報告を待ちました。

翌日、帰宅後に長男からきちんと謝れたこと、WくんもYくんも許してくれたことを報告されました。
週末の参観日では、Yくんのお母さんに直接謝罪させていただきました。

家庭訪問では、テンションあがりまくりの長男がお気に入りのTシャツを担任に見てもらいたい!ピアノ(年少から習ってます)を聞いて欲しい!とウロウロ。
担任W先生は、臨職講師の新人で、長男のことを気に入ってくれているようでした。
学期終わりの懇談でも、長男の楽しい話題を教えてくれ、爆笑の懇談でした。

学校では最初のトラブル以外、これと言ってなかったのですが、習い事でのトラブルが増えたのがこの頃です。

長男は本人の希望で年少からピアノ、年長からはサッカーを習っています。

ピアノは講師が保育園へ来て、希望者のみレッスンをしていましたが、年長になってすぐ諸事情で講師が変わりました。
新しい講師も悪くはなかったのですが、長男は前の講師(T先生)が大好きで、卒園後はT先生のところへ習いに行きたいと言うので、T先生にお願いしてレッスンを受けることになりました。
T先生の家は遠いため送迎しなくてはいけませんが、レッスンが金曜日の夕方からしか空いておらず私の母が送迎してくれていました。
段々レベルが上がるにつれ、上手く弾けないジレンマから癇癪を起こし、先生に大変ご迷惑をおかけすることが増えてきていました。
家でも練習に時間がかかり、イライラして癇癪。
長男に聞くと、課題が多くて(1週間に3曲くらい進むペース)辛いと言うことでT先生に少しゆっくりペースにしてほしいと相談し、対応をお願いし、何とか続けていました。