すっかり書きそびれてたけど
2月にめちゃめちゃ嬉しかった事があったんだ~♡
嬉しくて飛び上がるほど(笑)
それは日本では当たり前で何のありがたみも感じないことなんだけど· · ·
日本から送った船便が全て無事に着いたこと
しかも心配の種だった
約30kg×2個の巨大ダンボールが
配達員さんによって我が家まで運ばれたこと
え、それのどこが凄いのか?って思うよね。
でもフランスでは指定した時間に再配達というサービスが
本当に本当になかなか無いことなんだ!!!!
そもそも、インターホンも鳴らさず不在票を入れて帰るの当たり前
再配達には応じない
受け取れなかった荷物は自分で郵便局へ引き取りに行く
というのがこの国のスタンダード。
最悪荷物はどこかに捨てられ行方不明に
って話もたまに聞く
そんなフランスで!!!!!
私たちの巨大荷物はなんと3回もの再配達に応じて貰えて
自力で郵便局へ行くこと無く我が家に届いたの
すごさが分かって貰えたかなぁ???
日本を出国する時、合計4箱の荷物を送ったんだけどね
最後の2個が届いた日、ほんとにほーっとしたな♡
それまでパリに来て、日本と比べたらひどいサービスをたくさん受けてきたから
感動はひとしお
備忘録を兼ねて海外への荷物配送事情について、詳しく書くね。
まず日本から海外へ大きなものを送るにはいくつかサービスがあって
私たちは郵便局とクロネコヤマトを検討して郵便局を選択
クロネコヤマトはパリにも支店があって日本と同じようなサービスが期待できるとのことで
急ぎで、大事な荷物には絶対クロネコだと思う!
ただ送料は高め。
郵便局は送料の高い順に
航空便、SAL便、船便の3種に分かれていて
航空便は数日、SAL便は1~2週間、船便は2~3ヵ月かかるイメージ。
SAL便ってゆうのは航空便なんだけど飛行機に空きがある時にだけ積んでもらえるから航空便の3分の2ほどの送料になるよ。
船便はそのまま、船で運ばれる。東京で出した荷物は神奈川から船に乗ったみたい~
値段は航空便の3分の1ほど
※上記は宛先や荷物の重さによっても変わるよ
私たちは紛失したら困る大事なもの、着いてすぐ使うものはスーツケースに
残りの紛失覚悟ありのものは
冬服とかを1箱SAL便で
春夏服とかキッチン用品、コスメ類(主にフェイスマスクのコレクション笑)を船便で発送。
日本からの発送はもちろん郵便局員さんが家まで取りに来てくれた~
けっこう重量に厳しくて
MAXが30kgなんだけど超えちゃってて詰め直すハメに
でも正直30kgって1人で持てないし(プロは持ってたけど)
高くなっても15kgずつくらいに分ければよかったな· · ·
結局船便は3箱に。
船便は特に扱いが酷いって聞いてたから
ダンボールをガムテで補強しまくって
水が入ったりすることも考えてゴミ袋二重にして荷物を詰めたよ。
洋服の袋には湿気取りも入れて準備万端☆
送料は
SAL便
①11kg=13,250円
船便
②28,2kg=13,400円
③27.2kg=13,050円
④13kg=7,800円
で合計5万円弱の引越し代!
※ちなみに保険は付けず
いや~家具がないから安いね◎
その他実家にも荷物を送ったり、スーツケースを予め成田に送ったりで
日本郵便さんには本当にお世話になったよ
指定時間に取りに来てくれ、
荷造り終わらなくて時間の変更にも対応してくれて
本当に助かった
そしてフランスでの受け取り!
12/20の夜に出した荷物
①は1/2に不在票が☆
その時は一時的にお部屋借りてて郵便局(la poste)がアパートの真隣に♡
ってことですぐ取りに行ったよ~
フラ語さっぱりで、身振り手振り&英語でなんとか話したんだけど
その荷物はまだ来てないから来週来るように言われてすごく不安になり· · ·
2回目に行って無事受け取り♪
(後で分かったけど、不在だった場合いったん配送センターかどこかに戻され、それからまた最寄りの局に届けられる模様)
階段3階まで登るのはしんどかったけど^^;
11キロだし何とか持って帰れた☆
そして船便。
2月中頃に思い出して追跡してみたら、ちょうどフランスのどこかの港に着いたってステータスが変わってた!!!
おおー早いっ♡ それにフランスまでは無事に来てるんだとウキウキ
毎日郵便受けをチェック!
同じ船便なのになぜか一番軽い④だけ
不在票が入った。
家にいなかったので
〇月〇日以降に××郵便局で受け取ってくださいという内容。
いや、その日私ずっと家にいたんですけど!!チャイム鳴らなかったし
やられた~って感じ。。
今の家、最寄り郵便局は徒歩10分ほど、しかも急な坂道の先に
でも13kgのだし何とか運べる!
2人が休みの日曜日は郵便局開いてないし、
あまり先になると日本に送り返されるかもという心配で
たろりが直近の休みの日(私は学校)ひとりで取りに行ってくれて
何度も休憩しながら持ち帰ってくれた(*^▽^*)
グッジョブ♡たろり
でもでもあとの2個は絶対運べない· · ·
郵便局に届けられちゃったら
空のスーツケース持って行ってその場で荷物つめかえて何往復かするか
とか
ホームセンターで台車買うか、でも高いな
とか
タクシーかUBERで運ぶか、でも近すぎる、それにバンタイプじゃないと大きな箱乗らないかな、運転手さん荷物乗せるの手伝ってくれるのかな
とか色々逡巡、、、
望みは薄いけど家に届けてもらえるよう最善の努力をしようと決心
したものの直後、
非情にも②&③の1回目の不在票が届く。
今までのと違って、不在だったので〇曜日に再配達しますという内容!
どうやら今まで2度の配達はいきなり郵便局に取りに行かされるパターンだったけど
今回は2度目の配達があるらしい!!と目の前が明るく
2度目の配達の日、夕方から学校だったけどギリギリまで家で待機。
郵便受けに配達員さんあてのメッセージを貼り付けたり
アパート通路のドアを全開にして、そこが見える窓の前に座って半日窓の外を気にして過ごしたけど
ついに配達が来ず
しょんぼりしながら学校へ· · ·
授業中にたろりからLINEが!
日本から荷物を送る時、宛先の電話番号がなくて
とりあえずたろりの職場の番号を書いてたのが吉に。
職場へ配達員から電話があったらしい。
フランス語話せる人が出てくれて
今家の前にいると、、、
でも家には2人ともいないし
翌日午前中なら家にいるから届けてもらえないか?と頼んでくれた。
だけど返答はNon!
2回目いない場合は郵便局での受取になると· · ·そんな~~
だけどその晩奇跡が!
なんと再度職場に電話がかかってきて
翌日配達すると言ってくれたらしい
ああ~奇跡が起きた
フランスにも優しい配達員さんがいるんだあって感動♡
そして翌日2/24、早起きして前日と同じく窓の前でじ~っと待ってると昼前にたろりの携帯が鳴った!
私が出て、フラ語聞き取れなかったけど配達員さんだ!!と思ってすぐ入口のドアを開けに行く
大きな箱を2人がかりで持ってきてくれた~
配達員さんが神様に見えたよ
フラ語満足に話せないのがもどかしくて
心からお礼言いたかったけど
何度もメルシー メルシーと言って
ほんとに、嬉しかった瞬間だった
嬉しくて箱にダイブの図
めちゃめちゃ大きくて重い。。
最低限の暮らしが、一気に色んなものが増えた!
でも中身よりもそのサービスがほんとに嬉しかったな。
日本だったら当たり前の事のありがたさを味わった日だった☆
逆に日本の過剰サービスがどうなんだろうって最近はよく思ってるよ。
消費者が便利に生きてる裏で過酷な仕事を強いられてる労働者がいるんだよな~っ
再配達がなくても、24時間空いてるコンビニが無くても、日曜日にスーパーが閉まってても
フランス人たちは普通に生活してる。
どんな職場でも長いバカンスが取れて
日曜日は家族とゆっくり過ごす
そんな生活も素敵かな
とりあえず、ありがとうLA POSTE様!
今日のフラ語
配達
livraison リブレゾン
配達する
livrer リブレー
お弁当の配達 livraison de bento!って言って届けてるよ~
あっという間に4月だね!
パリは昨日最高気温が24度だってりして
なんだか日本より早くぽかぽか春の陽気を味わってるよ~
日本では新年度だね!
学校や仕事で新しい生活が始まるみんな、がんばれ~\(^o^)/