記事を書こうと思いつつすっかり1ヶ月が過ぎちゃった〜
今更だけど今後行く人の参考になればと書いてみます
2017/1/29にブルゴーニュ地方で年に一度開催される
サン・ヴァンサン祭りへ行ってきた!!!
お祭りの詳細は以下に引用⭐️
「サン・ヴァンサン祭り」は、ぶどうの守護聖人・サンヴァンサンを祀るお祭りで、ブルゴーニュの村が毎年順番に開催しています。2017年は「コート・シャロネーズ地区メルキュレイ村(Mercurey)」での開催です。世界中から数万人の愛好家が集まるお祭りを迎えるため、村人は数ヶ月かけて準備を行います。
http://myufrance.com/29jan2017/
このサンヴァンサンという人、ぶどうの圧搾機で処刑されたから
ぶどうの聖人なんだそうだよ〜〜痛そう‥
フランスでは365日、異なる聖人の日が決まってるんだって。
こっちのカレンダー、毎日何か違う単語が書かれてて謎だったけど
(”大安”とか”仏滅”的なものかな?と思ってた)
聖人の名前だったんだな〜
※St. Vincentの日は1/22だよ。
このお祭り、毎年違う村で開催されるため同じ村の祭りに行けるのはたぶん人生で一度きり!!
クラスメートのお酒好きJと行こうって話になって
電車で行く手法を探ってみたけど、、地方の村なのでどうにも自分たちで行けそうにない‥
ということでみゅうパリという旅行社のバスツアーに申し込んだよ⭐️
パリから日帰りで87ユーロ(※会員価格)
でもこれが大正解!!
日本語のガイド付きでバスの中できっちり対策教えてもらえたし
大型バスで全員日本人客だから友達も出来たし
(マイナーそうなツアーだったから、正直こんな参加者いると思わずびっくりww)
それからスペシャルゲストで、パリの有名フレンチ「レストランKEI」の
ソムリエ北山さんが同行されていて
詳しい解説を聞きながらワインが楽しめた〜
朝7時半にギャラリーラファイエット前から出発して
(1月なのでまだ真っ暗••)
途中サービスエリアで休憩がありつつ約4時間半の長旅!!
初めての参加者のために攻略法の説明や、
北山さんへのQ&Aタイムがあったりちょっと寝たりしながら
楽しくMercurey村に到着〜〜
メルキュレイはなかなか広い村らしく、
バスで貰った地図を頼りに、お目当てのワインを求めて散策開始!!
・黒の六角形がチケット購入場所
・赤のボトルが赤ワイン、黄色のボトルが白ワインの提供場所
・青丸の番号が食べ物を買える場所
ワインに詳しくない私たちはとりあえずソムリエに付いていくことに🌟
村人たちがこのお祭りのために手作りの花で
村中を飾り付けてくれていて可愛かった〜〜〜♪
そしてソムリエチーム、早速道を間違えるww
メイン通りのGrande Rueに行きたかったのに
道を逸れてお城の方へ〜〜〜
思いがけず広大なブドウ畑に遭遇
冬だから一面茶色だったけどこんなに広い場所でブドウが作られてるんだなぁと
起伏の激しい道のりで、ちょっとヒールのあるブーツで来てしまったのは失敗だったな。。
雨かもと思って防水対応なのがこの靴だけだったの
前日は雨だったらしいけどこの日は晴れて気温もそこまで低くなかった
歩いて歩いて喉乾いたな〜ってなってきた頃にやっと
1つ目のワイン提供場所に到着!
まずはチケットを購入。
15ユーロでキット(グラスと首にかけるバッグ、ワインチケット7枚)が買えるよ!
お土産用の追加グラスは7ユーロ。
迷ったけど購入せず〜〜
ロゴ入りの可愛いグラス!
チケットはこんな感じで飲める色&年代が決まってるから
いろんなブースを回らないと飲みきれない感じ。。
(右下のは何にでも使えるチケット)
ちなみにこのルールは開催年によって違うらしく確認か必要。
フードもチケット制の場合があるとか?今回は現金支払いだった。
あとは追加でもう1杯とかができないので
8杯以上飲む場合、もう一度キットを買う必要あり。
何人かでシェアするのが良いかも〜〜
残念なのは試飲イベントなのでボトルが買えないこと。
気に入ったワインは名前を控えてパリに帰って探しましょう〜とのことだった。
てことで毎回ボトルの写真を撮ったよ◎
記念すべき1杯目は2014年の白
1ヶ所のブースに数種類のボトルがあって
フラ語できないと直感で選ぶしかないよ〜〜
前の人が飲んでてBon!と言ってたのに決定!
これが大正解だったみたいで美味しかったぁ
詳しい解説は出来ないけど、キリッとしててフルーティな味だったよ〜
結構少なめなので7杯でも余裕!!
村によって、お手頃ワインの産地だったりすると並々注がれる年もあるよう( ´艸`)
歩いて歩いて次は赤〜〜
地元の酔っ払いおじさんたちと片言で会話して
ノリで乾杯〜〜^^
フランス語ではサンテ!と言うよ
気づいたらソムリエとはぐれてて同じツアーの方々と
巡ったよ〜
他の日本人はいなくて街中で会う日本人は全員同じツアーの参加者な状態だったと思う☆
次の赤はソムリエが注目って言っていた
「1er Cru(プルミエクリュ)」と書かれているボトル!
プルミエクリュは「高品質なブドウ畑」という意味の言葉で条件をクリアしていないと名乗れないんだとか
素人だからね、もうその名前書かれてるだけで美味しく感じるよね^^
そうそうソムリエ曰くメルキュレイの赤はすごく重いものはなくて
飲みやすいものが多いらしい〜
私は普段重い方が好きな方だけど、スッキリ系で
香りが良くて新たな美味しさに遭遇した気がしたよ^^
チーズめっちゃ美味しい
フランスのチーズ本当においしすぎる!
真ん中下の緑っぽいハム、
これはカビとかじゃないよ(笑)
ブルゴーニュ地方の郷土料理「ジャンボン・ペルシエ」というもの!!
パセリをゼリー寄せにしていてハムなのにプルップルモチモチして
しかもガーリックの効いた味で病みつきに〜〜〜
思い出しても美味しくてまた食べたい><
パリのマルシェのハム屋さんでも見かけたから今度買ってみよう。
Grande Rueの中腹で音楽隊のおじさんたちと出会う
田舎の人はパリの人たちよりもすっごく優しい〜〜〜
笑顔で写真にも応じてくれて
フランス語わからなくても話しかけてくれるし
温かい気持ちになったよ
だんだん色んな人とはぐれていき最後はJと二人
チケットを使い切るべくひたすら歩いたよ!
自由の女神発見(笑)
こちらの白、すごい人だかりで並んで飲めたんだけど
とっても美味しかった!
帰りのバスでも北山さんが白が当たりだったって話してた〜
隣でエスカルゴが売ってて、もちろん購入!
クラムチャウダー風で、こんな食べ方は初めて〜〜☆
かなり濃厚で、シェアでちょうど良かったよ。
冷えてきてたのであったまったぁ
展示会場的なところにも寄り道〜
ワインの香りを実際のフルーツで体験できたり、歴代お祭りのポスターを見たり
そうこうしているうちに集合時間が刻々と迫り出す‥
チケットがまだ残っていたので地図を見ながら
めーーっちゃ頑張って歩いたよ^^
もう酔っ払う暇もないくらい歩き回って
ワインは水分補給の代わり状態だったww
無事に全部飲みきって時間ギリギリでバスへ戻ったよ〜〜
多分1万5千歩くらい歩いてたんじゃないかなぁ??
でも大満足!!
山の空気はきれいだしすっごく気持ちよかった〜〜〜(^0^)
帰りのバスは半分寝てた。。
パリに着いたのがちょうど8時前で気を利かせた運転手さんが
エッフェル塔のシャンパンフラッシュを車窓から見せてくれてテンション上がったよ
すごく充実した1日でした☆
ちなみに来年はPrisséとい村で開催予定で
Mercureyよりさらに遠いからツアーを開催するかわからないとの事。
またこうゆうイベントがあったら行ってみたいな
最後に、北山さんに教えて貰ったMercureyのオススメ生産者はこちら
今回の祭りには出店してなかったけどポスターがあったよ〜
ワイン大好き
最後まで読んでくれてありがとう〜
今日のフランス語
Santé! サンテ
乾杯の時の言葉だけど本来は「健康」という意味だよ〜
健康を祝して!という意味で乾杯してるんだね
1日1杯のワインは体に良いというしね。
ではではÀ bientôt