今日も小腹が空いた俺はラーメン二郎に足を運ぶことにした
ラーメン二郎といえば…
その独特な味と小を頼んでも他のラーメン店の大盛り以上はあることが特徴の関東で大人気のラーメン屋だ
こいつを見てくれ
これは高田馬場店での二郎
これでまさかの小
二郎の特徴としてもう一つ、トッピングの頼み方だ
二郎は無料で好きなトッピングを行なってくれるので店主に聞かれたら大きな声で注文しよう
ちなみにこれのコールは"にんにくアブラトウガラシ"
あまりの中毒性から知らぬ間にはまってしまい、極度の中毒者は「ジロリアン」とも呼ばれる
また二郎にはルールやロッドというものが存在するのだが…まあルールは興味があるやつだけググってくれ
http://nanapi.jp/461/
ロッドとは、言わば周期だ
ラーメン二郎は行列がいつも絶えないため、店主は一気に5個ほどラーメンを作って提供する(店によって異なる)
例えば、開店での五人はファーストロッドというわけだ
このロッドが乱されると店の循環もわるくなり、迷惑をかけてしまう
ジロリアンはこのロッドの秩序を正し、店をスムーズに循環させることを義務づけられてるのだ
話がそれてしまったが、今日も俺はファーストをはりにいった
ファーストロッドが一日の流れさえも決めてしまう
そんな危険な沼の中に俺は自ら身を投げ出す
開店10分前
店に着くとすでに二人のロッダーの姿が合った
互いに睨み合う俺たち
悪いが今日の俺は腹ペコなんだ。俺のスピードについてこれんのか?と、目で語る俺
お前こそ俺っちのスピードについてこれるのかブヒ!置き去りにしてやるブヒ!と、目で語るブ…ロッダー
ついに開店
席につくと後から入ってくるOLとサラリーマン
どうやら今日のファーストはこいつらで決まりのようだ
しかしまあ、客層を見て俺は思う
なんたってデブばかりなのだ
こんなものを食べていれば当然か…少しは体に気を使えよこのコレステロールの塊共
そんなことを考えてるうちにラーメンが出来上がったみたいだ
「にんにくは入れますか?」
店主のこの言葉に俺は昨日の夜から練習してきた言葉で答える
「ヤサイマシマシアブラカラメ(醤油
)で!」
これから接客業が待っている俺にニンニクは御法度なのだ
ここは我慢我慢
山盛りになったラーメンが俺の前に置かれる
睨み合う俺とブ…人間
ロッドバトルの始まりだ
俺は無心でラーメンに食らいつく
このデュエル…負けるわけにはいかねえ!
半分くらい食べおわった頃だろうか
周りのロッダー達も同じくらいのスピードだが、OLの皿だけ全然減っていない
上品に髪を掻き上げながら一本一本食べている
まあしょうがないか…ロッドは乱れるけど
そんなことを思いながら自分の皿に集中しようとしたその時だった
「ギルティ!(有罪)」
「女ギルティ!」
「ロッド乱しギルティ!」
さっきのブ…ロッダーを含め三人がOLを罵倒
OLは泣きそうになりながらラーメンを食べ続けている
必死に自分の限界を超えて…
俺は心の中に何かを強く感じた
「ノットギルティ!!」
机を強く叩く俺
あぜんとした表情のロッダー達
「人には誰だって二郎を食べて良い権利がある。それもわからぬ主らが二郎を食す資格などない」
そう罵倒した俺はさっさと店を後にするため《秘技ツバメ返し-雷電-》を使い一気にラーメンを完食(素早くラーメンを机の下に捨て、足の先で奥にねじ込む)
「ご馳走様」
店主に挨拶と軽く会釈
心なしか店主の頬は微かに上がっていたようにも見えた
店をでて駅に向かいながらタバコを吸う
この時間が1番至福なんだよなあ
「待ってください!」
後ろを振り向くとさっきのOL
「あの…
っていう夢を見たんだ
ちゃんちゃん