昨夜の雪が残る窓の外に、
今朝も相変わらず小さな訪問者がやってきました。
何時もは一羽なのに、今日はもう一羽!
友達を連れてきたのでしょうか、それとも・・・。
今晩は、寒さも暑さも嫌いなmoppuです。
最近、親族の1人が私に一冊の本を持ってきました。
フランクルの「夜と霧」。
高校生の時に読んだことがある本なのですが、
暇なので読んでみました。
そして、何故、今、この本を持ってきたのかが、わかりました。
「希望」・「義務」。
長期の闘病に疲れつつある今の私に、
何が必要なのかを教えてやろうとしたのでしょうね。
そういえば、彼は以前、誰の言葉かを言わずに
こんな言葉を送ってくれたことがあります。
「何もしてやれぬ、何も答えられぬ私を許されよ。
進む道は、悔いが残らぬよう自分で決めねばならぬ。
進む道が、暗くてわからぬ汝のために、
小さな灯りを私が灯そう。
足下くらいは見渡せる、そんな小さな灯りを。
汝が転ばぬように。転んでも直ぐに立ち上がれるように。」
彼はこの言葉を送ってくれたとき、
「メーテルリンクじゃないが、お前の周りに一杯灯りがあるぜ」
との一言をつけてくれました。
確かに、私の周りには、たくさんの灯りがあります。
毎朝、来る雀。
口うるさく世話を焼いてくれる看護師長。
そして、ここに来て私の駄文を読んでくださる皆さん。
皆さんの灯してくださっている灯りに導かれて、
ここまで来られたのだと、感謝しています。
明日は、4クール目が始まります。
皆さんが灯してくださっている灯りを頼りに、
希望を持って自分の道を進んでいきたいと思っています。
今日も、長い駄文をお読みいただきありがとうございました。
おやすみなさい。
明日が、皆さんにとって素晴らしい一日であるようお祈り致します。