【ひきこもり、生きづらさについて】
でした。
この頃、2年前に亡くなった姉が夢によく出て来ます。
父の事を相談しても、答えてくれない夢。
現実にも、父の介護が大変だった時、
ごめんね。と、
したくてもできないから。と、
どうしたらいいかな‥と、言っていた姉。
(夢の姉も現実の姉のままでした。)
実は、コロナが怖くて、外に出なくなった姉。
そして、病院にも行かず、
持病の心臓が動かなくなりました。
私が連れて行くと言って約束しても、
「大丈夫、自分で行くから」と言う姉。
そして最期に助けを求めて来た時は、
遅かったんです。
今日のあさイチは、
亡くなった姉のことを強く心に思い出されました。
真面目な人が、なりやすい引きこもり‥。
そして、姉が最後に感じてた「生きづらさ」。
姉は小さい時から母に期待され、
それに全て応えなくてはいけないと
真面目に頑張っていってました。
学生の時は、勉強は出来ますが、
人としてのコミニケーションがとりにくく、
ハメを外す、自分の思いを優先したり、
わがままを通す‥
などのことができない人になりました。
大人になって、社会に出ても、
期待に応える、しっかりする‥
だけの頑張る人になりました。
結婚して、
家庭では、家事ができない主婦になり、
自分からはどうしていいかわからない人になりました。
(ゴミが捨てられず、ゴミ屋敷に)
実は、両親がゴミを捨てに、姉の家に行っていたことは、後から知りました。
そして、
何かのきっかけ、
突然、当たり前の生活ができなくなった時、
姉は壊れたんだと思います。
今、姉は居ませんが、
私の心の中の姉は、真面目な頑張る人。
姉の言葉で、
普通って何?当たり前に出来るって何?
って言葉が今も残ってます。
そう、両親も私も、
姉に普段から
「部屋の片付けや掃除は、普通に出来るはずでしょ?何故、できないの?」と、疑問に思って言ってしまっていました。
私も話を聞く事をしていましたが、
ただ聞くだけのつもりが、
やはり最後には、
「こうすればいいから、出来るから。」と言ってしまってました。
姉のゴミ屋敷に近い生活をしていることを、
否定してしまっていたんだろうと思います。
姉は、私と電話で話した後、
ちゃんとゴミを捨てようと、
ゴミ袋に入れることを始めます。
ただ、途中からできなくなり、
ゴミを半分くらい入れては置いておく、
を繰り返し、
ゴミ袋が何枚も、になってしまいます。
私の話で、姉には最初だけ、
納得して行動しようとしてくれるのですが、
途中で、わからなくなるようです。
だから、
翌日に病院や出かける約束して、
私が迎えに行っても、
当日、その場でドタキャンはいつもです。
生きづらさは、
人にはわからない自分のこと。
姉は、自分ではわからなかったかもしれない、
「生きづらさ」を感じていたのだと思います。
いまさら、わかろうとしても
わかっていても、どうしようもありません。
姉はもういないし。
ただ、
世の中
生きづらいひと、多いのですね。
そして、
心は‥
思っているより、壊れやすいもの。
でも、
私たちは
生きていく。
生きている。
父は、歩けなくなりましたが、
元気です。