福岡ジャパンフェス
福岡ジャパンフェスティバルに行ってみた。
なぜに福岡祭り?と思ったら、
昨年福岡市はハノイと姉妹都市になり、
ハノイ-福岡間では直行便も飛び
関連企業も沢山あるそう。
福岡県はアジアの各都市との関係を密にすることに
注力しているのだとか。
はたして集客力はあるのかしらん?と思ったら、
行ってびっくり、会場はベトナムの若者で埋め尽くされていた。
しかも、コスプレしてる子が沢山!
福岡の果物の試食や名産品の展示があるというので、
もしや、明太子なども買えるのかな、と淡い期待を
持っていたのだが見事に打ち砕かれた。
試食の場所にはベトナム人が群がって、
その迫力に日本人は近づけず・・。
完全にベトナム人向けのイベントでありました(笑)。
会場では、しいたけさんというイラストレーターによる
幻想的なイラストが売られ、
その隣では、浴衣を着た可愛らしい
お姉さんがすばやく手を動かし、
あっという間に似顔絵を描きあげている。
そこに群がるベトナムの若者たち。
みんな顔が輝いている。
そして、会場のあちこちでみかける変わった
服装をしている若者たち。
これは、噂に聞くコスプレ?
日本でもコスプレしている人たちを
見たことのない私は興味津々。
でも、カメラがない―――!
こんな美味しい時にカメラを持ってきていないとは
もはやブロガーとは言えません・・^^;
しかし、この視覚情報を伝える筆力もなく、
ここはひとつ恥ずかしながら、ポンチ絵でご勘弁を。
会場でひときわ目立っていた美少女。
手足が長くて細ーい!
ばっちり入ったアイラインがゴス。
これって、どこかで見かけた格好だなあと
思っていたんだけど、デスノートで戸田恵里花ちゃんが
演じた子じゃないかな?
やっぱり、ベトナム人はスタイルがいいし、
服の仕立ても安くできるから
彼らが本気でやったら日本人はかないませんなあ・・・。
なぜか会場で沢山見かけた猫の耳をつけた男の子たち。
尻尾もぶら下げて歩いていた。
なぜか、水玉模様の耳だったよ。
髪も伸ばしてちょっと染めたりして、
頑張っているんだろうけど、日本の男の子と違って
眉毛がぼさぼさでありました^^
これって何のコスプレなのかな。
手作り感満載でほほえましい。
その他にもピンクのかつらをつけて
なにかの制服のようなもので、
ポーズを撮る女の子や、
死神のカマを持った男の子など、
日ごろ絶対に見れない人々を目にして
ちょっと興奮。
聞けば、福岡県は日本のオタクカルチャーの発信に
力を入れているそうで、県に正式に任命された
コスプレ大使の方々もフェスに参加されていた。
なんでもネットで選ばれた方々だそうで、
こちらはさすがにきれいだった。
彼女たちは、会場に出るやベトナムの若者に
囲まれて写真攻めにあっていた。
いやあ、すごいなあ。
本当に世界に冠たる日本のオタクカルチャーなんだなー。
麻生さんがオタクの殿堂を作ろうとしたのも
今ならちょっとわかるかも。
日本にいたら絶対にこんな機会はなかっただろうなあ。
福岡フェスでは他にも華道家の仮谷崎さん作のお花が
展示されていたり、浴衣の着付け体験や、三味線や
日本の高校生によるダンスなども披露されていたが、
私にとってはオタクの祭典でありました。
今まで知らなかった日本、そして福岡をハノイで発見しました・・。
<今回の関連リンク>
美しいイラストが拝見できます。
こちらは、素敵な似顔絵を目にもとまらぬ早業で
描かれていたたおさんのサイト。
福岡県コスプレ大使の画像はこちらの記事リンクから。
読売新聞「福岡県がコスプレ大使任命、タイに派遣へ
」
今回のハノイでのジャパンフェスの画像は見つからなかったので。
福岡県が取り組んでいる日本の若者文化発信のサイトはこちら