それでは、デザートの話など | ベトくら~ベトナムに暮らせば~

それでは、デザートの話など

ベトナム料理がお好きなさえちんさん から
「東京も暑くなってきたから、涼しげなチェーの写真が見たいなぁ。
美味しそうなチェー、紹介して下さい」とのリクエストをいただきました。
ようがす、今日は涼しげなデザートを紹介しましょう。

とはいっても、正統派のチェーではない。
私はまだチェーを食べたことがないのだ。

チェーとは、ベトナム料理研究家の伊藤忍さんの著書
「豆、芋、穀類、果実などの天然素材を砂糖と一緒に煮て
ドロドロにしたぜんざい風の甘味」とある。
「健康的な庶民のおやつ」との記述もある。
でも、これなかなか外国人が食べるのにはハードルが高いもの。

まず、チェーはほとんどが専門店、屋台などで売られているので
レストランのメニューにはあまり載っていない。
デザートの専門店で立派な店と言うのはあまりないと思われるので
ど・ローカル店に行かなければいけない。これが一つネック。
チェーには温かいものもあるのだが、この暑い気候の中
なかなか温かい甘味を食べようという気は起きない。
やはり、冷たいものが食べたいのだ。
それには氷。
ローカル店で大量の氷。これは勇気がいる。

さすがにローカルのお店でも水道水を凍らせた
氷を使っているところはないというのだけれど。

これはある日見かけた、氷屋さんの搬入車。

なかなかおおらかでしょ?
ま、今まで外で冷たい飲み物を飲んでも
オナカをこわしたことはないので、大丈夫なんだけどね。

そんな私なのだが、先日ローカル探検のお友達に連れられて
路上デザート体験をしてきました。


ハノイで一番はやっているといわれるデザートの専門店。
ここは、正統派ではないのだがチェーのバリエーションと言われる
シントー・ホア・クア・ザムが食べられるお店。
バリバリのお風呂イス仕様だ(笑)

人数を言うとすぐに運ばれてきたのがこれ。

数種類のカットフルーツにココナツミルクのようなものがかかっている。
これに、お椀に盛られたかき氷が一緒についてきて
それを好きなだけ入れて、全部を混ぜて食べるらしい。
控え目に氷を入れて食べ始めると中からフルーツがごろごろ。
スイカ、マンゴー、ジャックフルーツ。
アボカド、パイナップル、ドラゴンフルーツ・・・
あ、あとライチ!きっと他にももっと。

うまーい!!ラブラブ


ミルクのしつこさが氷で緩和されて、実にさっぱり。
季節によって入っている果物は違うらしい。
先日のヨーグルト・コーヒーと違って、これは誰が食べても
美味しいデザートだと思う。

とにかくひっきりなしに注文が入るので、フルーツは
予め大量にカットしてストックしてある。
下の方には、グラスに入って仕上げを待つばかりなものも置いてある。


最後はこのお兄さんがミルクをかけて仕上げる。

ああ、またすぐにでも食べに行きたい。
このためなら一人でお風呂イスに座って
路上デザートを食べちゃおうかなーと思ってしまうよ。
それくらいおいしかったんだよー。


とかげ足あととかげ足あととかげ足あととかげ足あととかげ足あととかげ足あととかげ足あととかげ



ひとりでお風呂イスなんて、そんな勇気お母さんにあるの?


よかったら、こちらものぞいてみてください。