6月17日 日曜日

 

前日から藤沢市の施設に宿泊しました

何て言ったって、安くて料理が美味しいのだ

2年ぶりに利用した

 

 

そこは、杣添尾根登山口まで車で10分

横岳に登るには、ここが一番早い

 

 

朝、4時に起床

 

駐車場のスペースが8台

確かに、小さいスペースしかない場所

事前に調べてあったので知っていた

しかも、トイレが無いのよ

これって、夜中に着いても、トイレはどうするの?

 

 

なので、宿から10分は、ありがたい場所なのだ

 

 

駐車場は、半分くらい停まっていた

さきに、停めて、朝ごはんを食べる

 

なんだかんだ、出発が5時になってしまった

 

 

 

登山届を出して、出発です


 

 

 

 

陽が長いこの時期

朝の5時で、燦燦と太陽の光が差している

 

 

 

 

最初は、別荘地の中を登って行きます

おしゃれな別荘が多い

しかも、どれも、大きい

 

 

 

別荘を眺めながら、どんどん登って行き

目の前に横岳が、ドドーンと見えた

 

 

遠いなぁ

あそこまで、登るのか

 

 

 

 

 

1つの目標、東屋にとうちゃこ

休憩しないで、進みます

 

 

 

 

この先は、シラビソの森

 

八ヶ岳の香りがすると私が言ったら

夫が、言いたいことわかる

確かに、八ヶ岳の香りだと言った

 

 

 

 

 

密度が濃い

密林は西表島の専売特許だと思っていたが

 

杣添尾根も深い

 

 

快晴だったから、この明るさだけど、曇りだったら暗いんではないか?!

 

 

 

 

ひたすらに上へ上へ登ってくる

 

 

途中、オブジェ的な木も岩も無い

 

前を見ると、ずっと同じ道

 

 

 

何も見どころがないと、テンションが上がってこないんですね

上を見ると、同じ景色が続いている

 

 

ここ、メンタルに効くね

長い緑のトンネルをひたすら登る

 

 

 

 

 

 

なんじゃ、この杣添尾根ってやつは

何か、励ましを与えておくれよ

上を見上げる私

 

 

 

 

 

ねぇねぇ、後ろを振り返ってごらん

夫が言った

 

 

振り返ると雲の上にいるではないか

木の間から金峰山が見えた

 

 

 

もくもくと登ってたら、空に近づいていた

 

 

 

 

 

じゃ、森林限界は近いだろう

 

 

いやいや、そんなに甘くないよ

 

 

まだまだ続くシラビソの森

 

 

 

 

 

密林が続く

ピンクリボンが無かったら、道迷いしそうだ

 

 

 

 

 

おや?

ちょっと、変わってきたことない?

 

近づいてきた?

 

 

 

 

シラビソの合間から、景色が見渡せた

うぉぉー、久しぶりの、この爽快感

 

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富士山が見えた

 

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ここからが、トラバース

 

 

富士山は見えなくなった

しばしのお別れ

 

 

 

 

ヤマレコを読んだら、ここが雪が残っていたとあった

 

 

念のためアイゼンを持ってきたのだ

 

 

 

 

雪は、ほとんど溶けていて、アイゼンは要らなかった

 

 

 

もう、早く、ここから抜け出したい

 

 

 

 

 

雪の重みで木が曲がっている

 

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気持ちは上に行きたいけど、スピードはそのまま

ひらすら、斜め上に登って行く

 

 

 

 

 

もしかして、ここの上に出れば、開けるのか?

がんばれ、がんばれ

もうちょっと?!

 

 

 

 

森林限界まで来ました

 

赤岳さん、お久しぶりです

 

 

 

 

 

富士山

雲に隠れていなくて、良かった

 

 

 

つづく