金髪看護師の私が

 

準夜勤に行くのにエレベーターに乗っていると

 

一緒に乗っている男性の視線を感じました。

 

すでに色々起きているので

 

また何かある!と察した私。

 

目があったのでニッコリ笑うと

 

その男性は

 

男性「今日は何かの撮影か?」

 

私「えーとそれは私のことですか?」

 

男性「そうだよ。とても仕事に行くとは思えない感じだし。CMとか何かなのかな?」

 

私「いえ。今から夜勤に入ります」

 

男性「ええ??」

 

その男性は、大声を出した後、マジマジと私を見たのです。

 

そして

 

男性「またまた。本当は女優さんで撮影なんだろ?」

 

私「普通の看護婦です」

 

真面目な顔で答えた私をハッとした表情でしばし見つめ

 

男性「申し訳ありませんでした」

 

と深々と頭を下げたのです。

 

私「気になさらないで下さい。慣れてますので。見た目が派手ですものね。では、失礼します」

 

エレベーターをおりて軽く会釈すると

 

男性「本物だったとは…」

 

そうつぶやいた後に扉が閉じました。

 

すると、エレベーターをおりてすぐの所に

 

患者さんと面会の若い男性が座っていたのです。

 

患者さん「ファンキーな看護婦さん。今日も夜勤?」

 

私「ええ。お願いします!」

 

面会人「あれ?この人…」

 

知っている人だったかなと思っていると

 

面会人「昨日、パチンコ屋で玉めっちゃ積んでた人じゃん!」

 

見られていたか…

 

もう誤魔化しても仕方ない…

 

私「ジャンジャンバリバリ確変を出させて頂きました」

 

しかも、あまりに出したので

 

パチンコ屋の人に写真を撮らせて欲しいとまで

 

言われていたのですが断っていたんです。

 

面会人「すげー目立ってたよね。やるねぇ看護婦さん!」

 

私「恐れいいります。それでは仕事モードに入りますね」

 

と言って、その場を去ったのですが

 

近くのパチンコ屋には行くものではないと悟った日でした。

 

そんな私にはまだあり得ない出来事が起きたのです。

 

続く。

 

今回も最後までお読み頂きまして

 

ありがとございますニコニコ合格

 

ちなみにこれむかーしの話です。

 

今はとっても真面目で、黒髪。

 

もちろん、不良でもありません。

 

金髪は単なるオシャレの一環でストレス発散のためにしていました。