20年くらい前に家族に迎えた

 

ワンコのシェリーはとても活発で

 

海に連れて行けば、海の中にドボンと入り

 

馬が海岸を走れば

 

どこまでも追いかけて、走って行ってしまう程でした。

 

その子に病気が見つかったのは、

 

8歳の時

 

動物病院の先生に手術をしても取り切らないので

 

家の中で幸せに過ごさせて下さいと言われ

 

ボロボロ泣いたのを今も覚えています。

 

シェリーはとても強い子で

 

それから1年シェリーは一生懸命生きました。

 

あの世に旅立った日はとても悲しかったですが

 

シェリーの痛みや苦しみがなくなったのだと

 

思うようにしたのです。

 

しかし、悲しみはそうそうなくなるものでもなく…

 

ある夜、夢でシェリーは自分がしんだシーンを

 

私に見せたのです。

 

私「やめて。見たくない」

 

シェリー「ママちゃんとみて、シェリーちゃん元気になったんだから!」

 

フラフラのままトイレに行こうとしたシェリーは

 

歩いている時に倒れたのです。

 

しかし、そこからシェリーの魂が抜けて

 

嬉しそうに走り出していました。

 

シェリー「すっごく楽になったでしょ!シェリー治ったんだ。だからママ泣かないで!」

 

目が覚めた時に、私が悲しんでいたらシェリーが

 

うかばれないとわかり、もう悲しまないと誓ったのです。

 

そして、ある夜、眠りについた私は

 

天界にいるシェリーに会いに行きました。

 

そこには、若い男性がいて飼い主の前になくなったワンコの

 

面倒をみていたのです。

 

私「すみません」

 

若い男性「シェリーちゃんのママですね」

 

私「は、はい。あのうちの子はどこに?」

 

すると私の前をドーベルマンが走り抜けていきました。

 

しかし、顔はシェリー。

 

シェリー「ママ。今この子と遊んでいるから、お話しできない。ごめんね」

 

なんとシェリーはドーベルマンの体がどんなものか

 

試したくて、仲良くなった子の中に入り

 

走り回っていたのです。

 

シェリー「すっごく早く走れる!!たのしーい!!」

 

若い男性「シェリーちゃんはすごく明るくてみんなに愛されてるんです。誰とでもすぐに仲良くなれるのですごいですよね」

 

ずーっと走りまわっているシェリーを眺めながら

 

安心して私はこの世に戻りました。

 

そして、1年たたずにまた会いに行くと

 

すでにシェリーの姿はなく

 

若い男性「シェリーちゃんならもう生まれ変わりました」

 

私「え?もう?」

 

若い男性「早い子は早いんですよ。とってもいい人の所に行きましたよ」

 

シェリーとはもう会えないのか…と寂しい気持ちになりましたが

 

元気で毎日楽しく過ごしているなら

 

それはそれでいいと思えたのです。

 

それにしても、わずか1年で生まれ変わるとは。

 

シェリーは人間の子になる日が近いのかもしれません。

 

もしかしたら、もう人間の子になっているかも。

 

どちらにしても、とてつもなく早くこの世に戻った

 

シェリーには驚かされました。

 

ある人の話ですが、

 

あの世に行った動物は神様に名前を聞かれるそうです。

 

そこで、ほとんどの子が

 

「かわいい」

 

とこたえるのだとか。

 

確かに、「かわいい」「かわいい」とばかり言っているので

 

自分の名前を勘違いしてる子もいるのでしょうね。

 

早い子では数か月で、平均7年で生まれ変わるとか。

 

私が以前聞いていたのとはだいぶ生まれ変わりのクールが

 

早いのでビックリしました。

 

中には、元の飼い主の所に戻ってくる子もいるそうです。

 

今でも、最長で100年暮らす子はいるのかな。

 

最近では、あの世の暮らしている間に退屈になり

 

生まれ変わることが多いとも聞いたことがあります。

 

ああ、そういえば、私たちもそういう気持ちになって

 

この世にきたんだよねと話をした覚えがあります。

 

なんでも手に入るあの世の世界から

 

努力しないと生きていけないこの世に

 

おりたつことを願ったのだとふと思い出しまた。

 

自分で選んでこの世にきたのだから

 

まだまだ頑張らなきゃですね。

 

どうぞ、先に旅立ったうちの子達が幸せに

 

過ごしていますようにニコニコ合格

 

今回も最後までお読み頂きまして

 

ありがとうございますニコニコ合格