中学2年生の修学旅行直前

 

体育の授業中にバスケをしていて

 

思い切り足をくじいてしまいました。

 

すぐに動けず

 

なんとか立ち上がった後、

 

パンパンに腫れた足を引きずりながら家に帰ると

 

近くにある整形外科病院に母が連れて行ってくれたのです。

 

医師「これはひどい捻挫だな」

 

私「あさって修学旅行なんですけど」

 

医師「すぐには歩けるようにならないと思うよ」

 

そう言いながらも医師は、

 

どうしても修学旅行に行きたいという私に

 

シーネと包帯でガッチリ固定してくれました。

 

家に帰り痛みがどんどん出てきて

 

正直、修学旅行は無理かもと思っていたら

 

祖母が山形からきてくれたのです。

 

祖母「神様のお水で手当てをしよう」

 

祖母の柔らかく温かい手で

 

私の腫れあがった足にお水を優しく塗ってくれました。

 

そうしているうちにウトウトしていたら

 

祖母はずっと足をなでてくれていたのです。

 

と思いきや足の見ると誰もいない…

 

気のせい?

 

起き上がって布団をめくっても

 

なぜか、私の足を優しくなでる感触が

 

ハッキリとわかるのです。

 

私「おばあちゃん誰かが私の足を触ってる」

 

祖母「死んだおじいちゃんかな。

 よくなれ、よくなれってしてくれているだけだから

 大丈夫だよ」

 

私「やだ怖いよ。触らないで」

 

なんていうとスッと手の感触がなくなり

 

私がウトウトするとまた足をさする気配。

 

怖いけどどうしようない状況に

 

私はうろたえたのですが、

 

優しいその感触は一晩中続き

 

次の日には、腫れているものの

 

なんとか軽くつけることができたのです。

 

でも、修学旅行ではたくさん歩くと言っていたので

 

とても不安だった私。

 

それでも、友人達が

 

「荷物持ってあげるし、おぶってあげるから行こう!」

 

と言ってくれたので

 

取り換えの包帯とシップを持って

 

京都、奈良の修学旅行に出発。

 

すると

 

不思議なことに

 

痛みはあるものの、歩ける状態。

 

友人の1人が荷物を持ってくれて

 

二泊三日の旅行を満喫できました。

 

旅行から帰ってきた私が

 

整形外科病院に受診すると

 

驚くべき速さで治っているとビックリしていました。

 

あれは一体誰の手だったのか、未だにわかりません。

 

もし、私が産まれる前になくなった

 

祖父だったのでしょうか?

 

そういえば、もっと幼い時に私は

 

摩訶不思議な体験をしていたことを

 

大人になってから思い出しました。

 

それはまたこの後、書きます。

 

今回も最後までお読み頂きまして

 

ありがとうございますニコニコ合格