昨夜のshowroom「別冊・少女マンガ倶楽部」を観て頂いたみなさん、本当にありがとうございましたぁ~!(。>ㅿ<。)


昨夜のshowroomでご紹介させて頂いたのは。



















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『菜の花の彼』


この本は「傷つくのも恋、癒すのも恋、心が動く物語」というフレーズで始まった桃森ミヨシ×鉄骨サロさんの初連載の少女コミックなんですが。



好きだからこそ彼女を幸せにしてあげようと思ったり、好きだからこそ彼女を憎く感じたりする、その人その人の感情がしっかり描かれた恋愛ストーリーなんです。





軽くストーリーを紹介させて頂きますと。






高校生で主人公の女の子"菜乃花(なのか)"が中学生の男の子"隼太(はやた)"に恋をするんですね。

それも、顔も知らないのに、菜乃花は隼太に告白。

どういう事かというと、自分が中学生の時に付き合ってる男の子がいたんですね。
その男の子は少し見栄張りな部分があり、キスもしてないのに、友達に菜乃花とキスしたとか、振られてもないのに、勝手に俺が振ってやったとか。
そういう事を言ってしまう男の子だったんです。そんな苦い恋をし、高校に進んでもずっと傷心していた菜乃花なんですが。


そんな菜乃花がたまたまカフェにいると、後ろの席のカップルが別れ話をしている。
その内容を聞くと、彼女の浮気が原因。
彼は別れを切り出す。逆ギレされるが、それに反撃する事もなく、受け入れる。


そんな彼の声をたまたま違う日に聞く。
その時、彼は彼女との別れた経緯を友達に話していて、その別れた理由を自分が振ったでもなく、相手が浮気したでもなく、相手の事を思いやって、「俺が振られたんだよ。お互い気持ちの歩く早さが合わなかったから。」と言うんです。
当時の自分が彼に言ってほしかった優しい言葉。その優しさに惹かれて、とっさに、顔も見た事ないのに"隼太"に告白してしまうんですね。


そして、それからは暗い思い出だった場所が隼太といる事で徐々に明るい場所に変わっていく。


しかし、そんな時、元彼の鷹人(たかと)とたまたま再会し、その鷹人に・・・・・


というようなストーリーなんです。






この本を読んで僕が思った事は








「その人の優しさに気付いてあげてほしい。」








誰しも優しい言葉を簡単にかけれる人間ばかりではない。


彼女が目の前から逃げ出した時に追いかけてあげれる人間ばかりではない。


優しい言葉をかけなければ、その人は優しくないですか?
すぐに彼女を追いかけてあげなければ、優しくないですか?


わかりやすく行動は出来なくても、その人達にはその人達の優しさが絶対にどこかにあるはず!!!


その優しさに気付いてあげでほしい。


簡単に悪い人だって決める事は出来るけど、そうでなくて、どっかに優しさが隠れてないか?


その優しさに気付いてあげる事でその人が幸せになれるかもしれん。


みんな気付いてほしいんです!!!


ただ、、、それを上手に出せる人と出せない人がいるだけなんです!!


僕はね、この事で下手したら犯罪も減るんじゃないかな?って思います。


恋愛だけじゃない。友達関係も、肉親との関係もその人達の隠れた優しさに気付いてあげる事で憎しみ合ってた事が少し和らぐかもしれない。


僕はこの本を読んで、今後、色んな出会いがあり、色んな人と触れ合うが、その人達のちょっとした優しさに気付けるように心掛けようと、そう思わせて頂けました。


この本を読んでの感じ方は人それぞれですが、僕はそう感じました。


特に後から出てくる鷹人君。主人公ではないが、少しヒールな役になってはいるが。


この子に僕は注目して、この子のちょっとした優しさに気付いてあげながら、この本を読んでいこうと思います。


「菜の花の彼」


興味を持たれた方は是非読んでみて下さい!!!