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私の父は、ヤクザ映画が大好きである。「仁義なき戦い」「男たちの挽歌」が大好きである。
竹内力主演のVシネマはほとんど見ていると思う。


何故こんなこと紹介しているかと言うと、私が初めてレザボアドックスを見たのは父がビデオをレンタル
してきたからなのである。


その時はタランティーノの「パルプフィクション」上映前だったので、「レザボアドックス」という
名前ではなかった。もう忘れてしまったけど、なんだか「男達の挽歌」と「仁義なき戦い」を足して2で割ったような邦題が付けられていた。


ヤクザ映画大好きの父はそのB級感ただよう邦題につられてレンタルしてきた。


その時、私も暇だったので父と一緒に見ることにした。最初のレストランのシーンで
えんえんマドンナがバージンかどうか云々話しているのを見てなんじゃこの映画は・・・
と正直思ってしまった。いろんな意味で期待できそうだった。

出てる俳優もハーベイカイテル以外全然わからないし、これからどうなるのか全く読めなかった。


期待せずに見たぶん、かなり楽しめた。予備知識が全くなかったのもよかったのかも知れない。
最初のオレンジ(だったかな?)が血まみれで後部座席でのた打ち回ってるシーンから一気に映画に引き込まれた。

最後の三つ巴ロックオントライアングル(勝手に名付けました。わかる人しかわからないけど)
まで目が離せなかった。

その後「パルプフィクション」がすごい売れて、その監督がこの映画の監督だったと知って
やっぱり、この監督はすごいんだな~と感心した思い出があります。


余談ですが、「パルプフィクション」も父とビデオで見ました。父は開始30分で爆睡でした。
終わってから、どういうストーリーだったのか父に尋ねられたのですが
ブルースウィリスとギャングのボスが変態ホモ野郎にカマ掘られて命からがら
助かる
ってシーンをどう説明しようか悩んだ思い出があります。

そこまで、垢抜けた親子関係じゃなかったもので・・・