教育の舞台ウラ -2ページ目

教育の舞台ウラ

現在、教育関係にたずさわっています。
その中で子どもたちや親と話して感じたことや、
アドバイスして成功した事例を書いていきたいと思います。

こんにちは。purihiroです。
いま、ブログの引越しを考えていて、コンテンツを少しずつ移動しています。
まだ新ブログに慣れていないので、過去のものを徐々に掲載しながら操作方法を覚えています。

よかったら、また覗いてくださいな。
まだ、古い作品ばかりですが、新作も徐々に入れていこうと考えています。

purihiro教育大学


ところで、今日は表題の話
最近入社した新人のY先生、生徒応対に手こずっている様子です。


あらあら、Y先生は小学生にペンを取られてしまいました。

Y先生は、
”返しなさい!”
というのですが、なかなか返してくれません。
授業後、私は声をかけました。

purihiro"なかなか手こずっているね。"

Y先生”そうなんです。注意しても聞かなくて・・・。どんな方法が効果的なのか・・・”

purihiro"注意の方法は、色々あるけど、まずは基本的な注意のしかたを再度確認しようよ。他の方法を
考えるのは、それからでもいいのと違う?"

というわけで、ペンを返して欲しい時の、注意の流れを説明しました。

1.近づく
→大事なのは、手の届く範囲に行き相手の顔を見ること。これをせずに、いきなり注意する人がいます。この作業をするとしないで大違いなのに、もったいないです。

2.”ペンを先生に返しなさい”という風に言う。
→穏やかに言います。怒ったり、ヘラヘラするのはどちらも逆効果。

3.穏やかに見つめる。5秒くらい。
→指示をしたあとに、少し待ちます。人間ですから、そんなすぐに行動を起こしてくれません。相手の顔を見て、こころの中で”いーち、にーい、さーん、しー、ごー”と唱えます。意外に長時間見ないといけないんです。ここで目を離すとダメです。かといって、睨むのはダメ・・。

1~3の作業で大事なのは、感情的にならないこと。そして、子どもを感情的にしないこと。これが重要だからね。感情的になると、どちらも相手の言うことを聞くこと=自分の敗北みたいに感じちゃって、言うことを聞く気にならないんだよ。

Y先生は言いました。
”あー、私は2だけしかやっていません。だから、なかなか言うことを聞かなかったのか。ところで、これでも言うことを聞かない場合があるでしょう?そういう時は繰り返し注意したらいいんですか?”


そうだね、教科書を開けなさいとか、新しく何かを始めさせたいときは、これをもう一回繰り返していいと思う。でも、いたずらをやめさせたいとか、TVを見るのをやめさせたいといった、何かをやめさせたいときは、繰り返すのはやめたほうがいいよ。同じことを繰り返すうちに、先生も生徒もどんどん感情的になっちゃうんだ。さっきも言ったけど、感情的になっちゃうと勝ち負け的な世界にいっちゃうからね。

Y先生はなるほどと感心してくれ、こう言いました。
”私は近づくことも、待つこともしてませんでした。一度試してみます!で、これでも言う事を聞かなかったらどうしたらいいのですか?”


・・・もちろんそういう場合もあるけど、まずは基本を覚えて。
基本もできずに、例外ばかり考えてちゃダメだよぅ。Y先生!
例がはっきりわかってこその例外ですよ。