始めまして。
オレは、両親が公務員、また、その両祖父も公務員であったという
いわゆる「お坊ちゃま」的に育った人間です。
だからといって、けっして裕福であったわけではありません。
一部の国家公務員のご子息ならまだしも
地方公務員ってのは、社会保障は充実していても、給料は少ない・・・
オレの父親は「次男」でした。
無口で、笑うことも少なく、ただ仕事だけを熱心に行う男でした。
ビールが大好きで、仕事から帰ったら飲む。
働いていた市役所では、「ビールなら、県内一!!」と言われていたそうです。
オレは、なんだかんだで、父親のことが大好きでした。
将棋をさしたり、キャッチボールをしたり、農作業を手伝ったりと。
そんな父親が亡くなったのが、忘れもしない1994年の3月。
祖母や伯母や母親が、動かなくなった父親に対して
必死に叫んでいたこと・・・・・・・・・・・・・・・・
もし、今を持って父親が生きていたのであれば
現在のオレを見て、ぶん殴っているであろう。
だけど、現実にして父親はもういない!
一度でいいから、親父殿と酒の飲み比べをしたかったよ・・・・