昨日の続きです^^


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手術時間が9時15分からで、センチネルリンパ節の

生検で迅速診断をしてみて、ガン細胞がある様なら

腋窩リンパ節郭清するので、手術の時間が延びますってことで、

リンパに転移が無い様なら2時間くらいで終わりますって。


あの鎮静薬飲んでぼんやりしてたら、看護師さんが

ベッドに点滴スタンド差し込んで(え?)、

布団きっちりかけ直したり、もろもろお支度した後、

「このまま手術室に行きます」って。


「え?歩いて行くんじゃ無いんですか?」ってびっくりしてたら

「いえ、ベッドのまま運びますからニコニコ」って、看護師さん2人で

ベッドの頭の方と足の方についてくれて

ベッド用のエレベーターで手術室まで移動。

何か逆に恥ずかしい(笑)

でも外来は全然別の階なのでほとんど人に会うことも無く。


夫が一緒に手術室の前まで来てくれたから良かったけど。

で、手術室に到着したら、「ご主人はここまでです。

手術中は家族控え室かデイルームでお待ち下さい。

手術が終了したらお知らせに上がります」って。


「やった!一番なら早いし嬉しい」と思ってたのは

回復室(HCU)に戻って2回目に目を覚ました時までだった。


戻ったのはお昼前だったのかな・・正確な時間はわからないけど、

1回目に目を覚ました時には夫がそばにいて、

「まだはっきりしないだろ」とか何とか言ってたのかな?

私は目をあけるのが精一杯で、「あ、終わったんだな」

って思ったくらい。


2回目に目を覚ました時に夫が「リンパに転移が無かったから

予定通りに終わったって。かなりごっそり持ってかれたね」とか、

そんな話をして「まだはっきりしないだろうから帰るね」って帰って行った。


そこら辺で吐き気があるはずと思ってたけど、

手術前に「今まで3回くらい手術したけど、

必ず吐いてます」って2回くらい訴えたからか、

麻酔科の先生が色々調整してくれたとのことで

吐き気は一切無いし、痛みも全く無かったよ。


んで。


皆さんのブログを読ませて貰うと、「センチネルリンパ節

生検する時にリンパを見つけやすくする為に色素を注射するけど、

それが結構痛い」って書いてあって、それやるのにいつ呼ばれるのかな

と考えてるうちに手術は終了してた・・・(笑)


一体いつやったのかそれは今でも謎。


手術室に入って、麻酔科の先生がなにやら色々やってて、

「まだ麻酔は入れて無いですからね」って。


そこまでしか記憶にない。

「痲酔入れました」も数を数えることも無く・・


尿管とかいつ入れたの!?って感じだし。

気管内挿管したのいつ!?抜いたのはいつよ!?


って感じでした。


HCUにいるのはわかって「あ!ここに翌日の

朝までいるって看護師さんが言ってたわ!」って

思い出して・・そのあたりから腰が痛いって思い始めて・・


他は全く痛く無いのに腰痛い・・って。


そこでようやく「やべぇ、これを朝まで!?」って気がついて。


何が朝一番の手術嬉しいだよ。。


(この病院だと)辛い時間が一番長いってだけじゃん!って(笑)


午後の手術ならそこに気づくのも、もう少し遅いわけだし、

時間も短いわけだしね。


まあ「寝返りうっても大丈夫だし、色々体勢変えられる

ベッドなので、いつでもナースコール押して下さいね」

とは言ってくれたんだけどね。


で、いま何時なんだろう・・ってふと壁を見たら掛け時計があって。。

そこからが大変。


うつらうつらしたり、ただ目を閉じたり、ふと時計見ると、

「げ!5分しか経ってない!」ってそれを繰り返しながら、

「人生で一番やばいの今だ」って思ったよ。


そう言えば母が大腸の手術した時は私がずっと

ついてたんだけど、「横向きたいーー」「口が渇いたーー」

とかで、私はほぼ起きて世話してたっけ。


「トイレ自分で行きたい、もうこれ外してーーー」って言うから

看護師さんに相談して、歩くのも大丈夫そうだからって

朝方3時頃にはもうはずして貰ってた。。


母はガン以外に悪い所が無くて、多分年令よりも

だいぶ若い感じの体力があったんだろうとは思うけど。


私のかかってる病院も「朝まで」ってひとくくりにしないで

「時間」で色々はずして欲しいなぁって思ったよ。

朝までって言っても、先生が回診で来て、OKが出ないとダメ。

回診の時間は9時半・・・

いやいやいや・・・本気で地獄でした。


まあHCUにはその日手術した患者さん3人入れるから

途中でごそごそできないんだろうけどね。


その日を個室にってことはできなくて、

必ずHCUだから仕方ないのかな。


いや、私が知らないだけかな・・

何も訊かれなかったからそのままにしてたけど。


まあでも喉元過ぎれば・・で、今は記憶に新しいから

「地獄だったな」とは思うけど、きっとすぐ忘れるね。


回診の前に痲酔科の先生が来て

先「吐き気はどうですか?」私「大丈夫です」

先「それは良かったです」で、

もの凄いドヤ顔してたのだけは憶えてる。


それにしてもたった1日で離床できるのは助かるよ。

それどころか、「動いて貰います(キラーン!)」って。


最近の病院はなかなかずっといさせては貰えないもんね。


看護師さんに「3日で退院した人もいますよ」なんて

ニコニコ顔して言われた日にはあんた(笑)


「まだいるなら緩和棟に行って貰います」ってなるし(笑)


お陰様でほとんど痛みも無く、昨日もクルマ運転して

買い物も行っちゃったし、普通に料理(簡単な)作ったし。


へとへと感も無くなったし、廃液も何となく減って来てる気もするし。

昨夜はぐっすり眠れたし・・・


こうやって少しずつ回復して行くのかな?


後は病理の結果がどう出てるか・・・


1ミリでもガン細胞が残ってたら、パクリタキセルの

残りの1クールやりましょうって言われてるからね。。。


せっかくちびっと生えて来た髪がまた持ってかれるわ~・・・・