カラーの色名は西洋から入ってきていますが
日本の色名、伝統色は
染色の世界からきていると言われています。
日本の色名とは
茜色、藍色、よもぎ色などです。
茜のお花は白くて可憐ですね。
茜は 根を染色に用い もっとも古い赤色染料といわれています。
また、漢方として
ビワの葉同様に 通経として用いられることから
布ナプキンを茜で染色される方もおられます。
よもぎは葉のうらが綿毛のような白の産毛?があり
染色以外に
よもぎ団子などの食用や
漢方などでも重宝されています。
藍の葉を乾かすと
藍色になることから染色に用いられています。
お花は 画像のように紅色が多いですが 白色もあります。
文献によると 藍染がなくては
青または緑のすべての色が染められなったと言われるくらい
藍は貴重な色だったようです。
色の世界も
食の世界も
農の世界も
わたしにとって
伝統と自然がテーマになってきているように感じます。
農に触れているはずが
知らないうちに
色を読み解いていたりすることが多くなってきました。
全部つながっているんですね・・・
おもしろくて たのしいです。