PULL UP!京セラドーム初日 | purie-tbのブログ

purie-tbのブログ

日記。覚えておきたいこと。

PULL UP!大阪公演

無事に3日間終わりましたね。


あとは、福岡…と思うと、

早くもなんだか淋しくなってきますね。


…書こうかどうしようか、

迷っていたのですが、

自分のための記録として

書くことにしました。


実は私、大阪初日

参加してきました。



1月1日の能登の地震のあと

ずっと、

考えていました。


自分の生活は普段通り。

大阪まで行くこともできる。

家族も友達も、

みんな無事。


でも、行っていいのかな?


毎日毎日

テレビで地震関連の報道を見ていました。

亡くなった人

怪我をされた人

安否不明の人

家が壊れた人

家族を亡くした人

多くの人が救助に

物資の運搬に、炊き出しに、

力を注いでいる。


数分おきに起きる余震。

大きい余震のときには、

アラートが鳴る。

この場所にいる自分でさえ

これほどびくびくしているのに、

能登の人たちは、

どんなに恐ろしいだろう。


こんなに、近くにいるのに

自分は

暖かい部屋にいて

テレビを見ているだけ。

暖かい食事もお風呂もあるのに

何にもできていないことが

いつの間にか苦しくなっていました。


遊んでいる場合じゃない。

ホテルをキャンセルし、

ライブ翌日に行くはずだった

劇団四季のチケットを

リセールに出しました。

1月7日の公演はあきらめました。


だけど、大阪に行かない決断が

どうしてもできなかった。


どうしよう。

どうしよう。

ずっとずっと考えて

ニュースを見て

また考えて。


もう、自分では

どうしようもなくて。

ふと鏡に写った自分の顔を見たときに

あ、これはだめだと思いました。

能面のような顔をしていたから。



夫に、苦しい、と伝えました。

何十年かぶりに

夫に頼りました。

行ったら、だめだと思うのに

あきらめられない、と。

せめて日帰りでもと思ってしまうと。


夫は冷静でした。

なんでだめなん?と。

ライブがなくなったわけではないから、

行ってくればいい。

でも、もし、

行ってもいろいろ気になって

楽しめないなら、

やめた方がいいかもね、と。


夫に話したことで

少し気持ちが軽くなりました。

それから一晩考えて、

行ってこよう。と決めました。

1月6日

ライブ当日の朝でした。


夫と義母の晩御飯の用意をし、

お昼頃、サンダーバードに乗りました。

金沢駅は、ところどころ水漏れ?雨漏り?

三角コーンを置いて、

バケツを並べてありましたが、

電車は予定どおり。


こういうの、不謹慎と感じる人がいることも

理解しているし、

だから、夫以外

誰にも言わずに、出掛けました。


時々

電車の振動が

地震の揺れに思えて

びくっとしてしまったり。

もし今、大きな余震が起きて

電車が止まって

夫や実家の母や

娘たちの家が壊れても

助けに行くこともできない。

どうしよう…などと、

変な想像をしてしまったり。


…でもそれでも、

JUMPのライブは楽しかったですおねがい


相変わらず、

スタンド上段でしたが💦

1塁側の、2列目だったので、

東京のときよりは近くて

トロッコでやってくる伊野尾くんが

とてもよく見えました。

キミノミカタのソロが、

今日はとても感動的。


アンコールでは、

またしてもミニスカートびっくり

日替わりは、Snow Whiteでした💙


スタンドって、揺れるんですよね。

その度に、ギクッとしたのは確かだし、

アラート音に似た音が聞こえた気がして、

震えること数回…


それでも、楽しいの方が勝っていて、

終演後はほっとしてました。


ほんとは、

要らなくなったホテル代

劇団四季のチケット代の分

義援金に募金する気満々でいたのですが、

始まる前は時間なくて、

あとで募金箱の場所を聞こう、

と思っていたのに、

規制退場で

そのまま出てきてしまい、

気付いたときには大阪駅でしたガーン

振込できればいいのに…


なんとか最終のサンダーバードに間に合い、

日付が変わる頃に帰宅。

無事な我が家を見て

ほっとしました。




帰ってから読んだ新聞に

「共感疲労」の話がのっていました。

テレビで被災地のニュースを見ているうちに、

自分のことのように思ってしまって

苦しくなってしまう。

特に女性に多いそうです。

ひどくなると

PTSDのような症状になることもあるそうで、

自分が「共感疲労」だと理解すること、

少しニュースを見る時間を減らすことが

大事だと書いてありました。


私も少し、思い詰めすぎていたのかな。

家に着いて、

うそみたいに気持ちが軽くなっていることに

気付きました。


結果的に

行ってよかったと思っています。

参加できなかった公演への

残念な気持ちは

不思議なほどありませんでした。


皆さんのレポを読んで、

いろいろ想像して楽しんでいます。


こんなことをして楽しむ余裕も

できましたおねがい


自分にできることを、
自分のペースでやっていこうと思います。
能登の人たちの生活が
元のようになるには
きっとこれから
長い時間がかかる。
そのうちに、
私にもできることが
何か出てくるでしょう。
そのときまで
とりあえずは
募金先を探そうかな。