先日、3日ほど入院しましたが、本当にしんどかった。

いつも、普通のことがしんどいと思っていたけど、

入院して、普通の生活と、健康な体がどれほど良かったと。


 今回の入院は、ずっと唸って入院したわけではなく、しんどかったのは

入院1日目だけだったので、その他の2日は、病室に閉じ込められた気分。

ずっと点滴をとっかえひっかえと、絶え間なくするし。

右手に差しっぱなしだったので、液が入らなくなったので、今度は、

左手に刺し直して、また点滴。

トイレと病室の移動だけ。

なんだか、体も普通じゃないのに、精神的にもおかしくなりそうでした。

4人部屋だったのですが、私は、窓側になったので、景色を見れたので、

気晴らしができました。

周りの患者さんは、みんなお年を召した方々でした。

私が入院した次の日には、1人が退院して行きました。

私の前にいる方は、自分では動けず、オムツをしていて、ご飯もやっと食べれる方、

隣の方は、ベットの隣に簡易トイレを置いて、おトイレは、そこにできるのですが、

ベットから、歩いて移動することはできません。

そんなん環境で…

正直、昔、短大の時のボランティアで行った、特別養護老人ホームでの、独特の匂いが

部屋に充満していて・・・・

そこで、ご飯を出されても、たださえでも、動いていないのに、お腹が減るわけもなく、

そして、この匂い。

本当に申し訳ないけど、食べる気が起きず、ほとんど手をつけずに、ご馳走様してしまいました。

私の退院する日も決まった日、向かいのおばあちゃんも、退院が決まりました。

が、聞こえてきた話が、もう、住んでいたお家にはもう、帰ることができず、

娘さんが迎えにきてくれるのですが、そのまま施設に入るそうです。

お家は、娘さんが処分する話。

なんと切ない話で、私は、まだ帰るうちもあるし、迎えてくれるパパも、子供達もいる。

贅沢ものなんだと思いました。

家庭の事情。人それぞれの人生があるのと思いますが、どうなんでしょうね〜

私も、あと数年後・・・・このおばあちゃんのように、施設に行くことになってしまうのか…

できれば、自分の家で最後を迎えたいのですが、誰も、世話してくれなければ、

それも叶うこともできないし、子供達を介護で縛りたくないしなぁ〜

どういう老後になるのかと、考えさせられた場面でした。

入院して、自分の人生を見つめ直すという話をよく聞きますが、本当に、自分がそうなって、

健康のありがたさを改めて思ったし。色々と考えるところがありました。