27日日曜、午前中に等々力渓谷で国分佐智子さんのおっかけ取材をした後、下町の森下にあるベニサン・ピット劇場で、国分佐智子さんが楽しまれた『ウドンゲ』の千秋楽公演を観てきました。
http://ameblo.jp/kokubu-sachiko/entry-10119716985.html
女性に対して失礼な話ですが、女性も50歳ともなれば、気をつけて作っていない限り、男性化する(『おばさん』になる)もの(;^_^A
とすれば、篠井英介さん、深沢敦さん、大谷亮介さんという50歳前後の男性3人が50代となった女性つまり『おばさん』3人を演じて何が悪い・・・というわけではないようですが、奇想天外な怪演を見せていただきましたo(^-^)o
もっとも、『おばさん』になるということは、女性に経験が加わることによって本音を語れるようになる一面があるのかもしれません。
赤ちゃんは素直ですが、素直に語ることはできません。素直に語るには、言葉を覚え、経験を積まなければならないのです。経験を積み、自分について素直に語れるようになったとき、人は『人間』になるのではないでしょうか。
そうした意味で、男性がオヤジになることと同様、女性が『おばさん』になることは『人間』になることなのではないのでしょうか。だからこそ、そこには性差はなくなるともいえるのではないでしょうか。
『ウドンゲ』=優曇華とは、中国の伝説上の花で、3000年に一度咲き、そのとき何か起こりえないことが起きる・・・。
自殺した同級生のお葬式で30年ぶりに再開した、高校の同級生だった3人の女性。
彼女らは、彼女らのうちの一人が片思いしていた男性の同級生が酔いつぶれていたのをいいことに、3人のうちの一人の自宅に強引に押しかけます。
その夜、『おばさん』達の間で交わされたやりとりと、明かされる意外な真実・・・。
決してありえないシチュエーションではなく、むしろとっても身近な出来事に現れる機微と女の本音、あるいはペーソス。
でも、『おばさん』となった彼女達は、様々な思いを秘めながらも逞しく生きる術を知っています。
そこに描写される『おばさん』達の姿と現れる『女性』の本質。
篠井英介さん、深沢敦さん、大谷亮介さんらは『三軒茶屋婦人会』というユニットを形成して演劇活動を行っておられます。
『三軒茶屋婦人会』については、このお芝居しか観ていない私には、彼ら男性達が見た同世代の『おばさん』のイメージ描写や心理分析を主題に、この作品を企画されたのだろうというのが、観劇後の印象でした。
しかし、お芝居のパンフレットを拝見させていただいたところ、『三軒茶屋婦人会』はこれまで、フランスあるいはアメリカの50年代のティーンエージャーという、現実からかけ離れたシチュエーションを背景に女性を演じて来られておられます。
このため、どうやら『おばさん』達への揶揄と、優しい視線から生まれる共感を表現したというわけではなさそうです。
むしろ、自分達が男性として、どこまで女性を理解できるか、女性を表現できるかというモチベーションから創作され、たまたま今回は身近な女性達が題材として選ばれたというに過ぎないようです。
もっとも、ではなぜ女性を演じたかったのかというのは、はっきりしていませんでしたけど(;^_^A
ただ、パンフレットにある大谷敦さんの言葉を借りれば、女性を演じるために女性について考えるうちに「・・・女の人を段々好きになってきた・・・どんな女の人と喋っても飲んでも楽しくなってる」、「今まで本当に生きている女の人の、苦労なんか分からなかった。でも・・・表面的には分からない頭の良さがある女性だ、と分かるようになった。・・・すっごく可愛く思えたりさ。」と、女性を演じることで「人生観や女性観が変わる」体験をしておられるようです。
そうしたことを考えると、『ウドンゲ』は、女性に対する男性の『挑戦』の一つとして理解するのが正しいようです。
「女性をもっと考えねばならない」というのは、『ウドンゲ』を観て得た私の教訓ですo(^-^)o
笑いネタの多くが往年のアイドル歌手とその有名なナンバーが使われていたのですが、そうしたネタへの観客の食いつきと反応がとっても良かったです(;^_^A
終演後見るとそれなりの世代の女性達、しかもご夫婦連れでお見えになっておられた方々もけっこう見られました。
『三軒茶屋婦人会』の役者さんたちのファンなのか、『ウドンゲ』が表現した女性達の姿に、同世代の本物の女性達も共感したせいなのか、興味が湧くところですo(^-^)o
座席に置かれていたチラシの中に、「芸術文化振興基金助成事業」のチラシが入っており、どうやら『ウドンゲ』あるいは『三軒茶屋婦人会』の活動も、その助成を受けているようです。
もし、そうだとすれば、けっこう偉いぞ『三軒茶屋婦人会』o(^-^)o
助成を受けられることも、助成を引っ張り出す力があることも(;^_^A
それからもしかして、ベニサン・ピットって、平岩弓枝さんが直木賞を受賞したとき、観劇中の平岩弓枝さんに受賞報告が届き大慌てしたっていう、その劇場じゃなかったっけ!?















































