My dear Dad | sollan 時々 社労士開業に至るまでのdiary

My dear Dad

今度の日曜日は父の日なので、

ちょっとしたものを用意したり

手紙を書いたり

準備を進めている。


数年前から

手紙も読みやすいように

なるべく大きな字で書くように

心がけている。


「大きな字」と簡単にいうけれど

大きな字は書きづらい。

必然的にゆっくりと毛筆のように

筆をすすめる事になる。


平仮名の丸みを帯びた箇所を

書く時は、

運転があまり上手ではない人が

左折や右折をするときに

車線を大きく反対方向に

はみだしてしまうかのような

ハンドル捌きに近い感覚がする。


ゆるりと買いているうちに

あれ?こんな字あったっけ?とか

どう書くんだったっけ?とか

妙なことが気になりはじめる。


ソウコウしているうちに

文章の組み立てがおかしくなる。


そういうわけで比較的手紙を

書くことに慣れている私でさえ

沢山書き損じる。


長い文章、回りくどいのは

よろしくない。


短文で理解しやすいのに限る。


というわけで、わたしは懐かしい

エピソードを短文で愛情を込めて

綴る。


きっと日曜日に父は電話してきて

「よく覚えてるな、

パパは忘れちゃったよ、、」

と言いながら

ガハハと笑うに違いない。


娘の私は

父が実は覚えてるのを重々承知で、

「えーー?忘れちゃったの??

さびしいなあ」と拗ねたように返す。


そして毎年父の日に

こんな些細なやりとりができることに

感謝する。

と同時に、なるべく長く続けさせて

くださいと願うような気持ちになる。