蘭寿とむ、宝塚退団後初仕事はKENTO MORIとの共演「大きな挑戦」

2014年5月26日6時0分  スポーツ報知

今月11日に宝塚歌劇団を卒業した元花組男役トップスターの蘭寿とむ(38)が、退団後の初仕事を始動させることが25日、分かった。ダンサー、振付師として世界的に知られるKENTO MORI(29)との共演でダンスや歌で構成されるショー「ifi(イフアイ)」(小林香演出)への主演が決まった。

 「ifi」は演出の小林氏が、キレあるダンスで正統派の二枚目スターとして活躍してきた蘭寿にあてて書くオリジナル。天と地、悪魔と天使、男と女…観念的な印象を与えるが、一つのストーリーから2つの結末が用意されるショーだという。

 蘭寿は「このような舞台に立たせていただけて光栄。ワクワクしていますし、私自身にとっても大きな挑戦になる」と言えば、KENTOも「まさかこんなにも早く一緒にステージに立てる日がくるとは。楽しみで仕方ありません」とコメント。

 演出の小林氏は「宝塚の男役さんは卒業してからほんのひとときだけ、女優のさなぎが蝶に変化する間に何とも言えない色気を放つ」と話しており、独特の世界が描かれそうだ。公演は東京・青山劇場(9月5~21日)、大阪・シアタードラマシティ(同26~28日)で上演される。