久々のブログ更新がこの記事とは・・・
残念至極。

まあね。予定通りなんだけど。
分かってたけど、いざ発表となると残念と言うのか、悲しいと言うのか・・・
久々に言葉がないなあ。

夕方、仕事中、取引先に着いたころに 友人からのメールが。
詳細は書いておらず・・・でも内容から察しがついたね。

早速 その訪問先でPCを見せてもらう。(いや、黙って触ったんだけど)

あああああ・・
勝手に見てたし、一瞬見て すぐ消す。

友人にメールした。

「蘭寿とむは、SAMURAIの様な人です」(実際には‘武士‘って書いたけど)

最後は 若干貧乏くじのようなことも多かった。
でも何一つ語ることなく、与えられた使命をしっかりと黙々とこなす。
そんな人。

宙組に行ってから、自分以下の下級生たちとすごく絆ができた。
何故か・・・。
そりゃね・・・・苦労したからね。組子みんな・・・
だから、組替えの為の最後の千秋楽はみっちゃんが大泣きした。

花組におかえり~だった。
彼女を慕っていた下級生がいっぱい待っていてくれた。
でも、・・・は口も利かない!という態度(を実際とったかどうか。たしなめられて心を入れ替えたらしいから)
犯罪者の更生監督の様な仕事?まで与えられ、
冠もつかない公演ばかり。
決まった演目は・・組にとられた。
挑戦の様な新しい劇場をいっぱいにし、「使命を果たしました」と。
そのために あの重い衣装と小道具で彼女のか細い体はいつになく悲鳴を上げていたようだ。
楽近く、かなり辛かったみたい。
どんなに心配な作品も、彼女と実力の花組組子で素晴らしい人気作品に作り上げてきた。

100周年の初舞台生に彼女の背中を見せるべきだと思っていた。
いや、今の組TOPで初舞台生に男役タカラジェンヌとして背中を見せられるのは蘭寿だけだろう。
ここ6~7年以上の公演時期等を見ていても、2014年4月は花だった。

「川霧・・・」の上演も可能だっただろうに・・

でも 蘭寿は本当に幸せそうな、優しい、可愛い、素敵な笑顔しかみせない。

そして、彼女の心はとっても優しく、美しく、キレイだ。

私はそんな蘭寿が大好きだ。

最後まで応援したい(いや、退団後もずっと応援していると思う)



2013/10/07

花組トップスター・蘭寿 とむ 退団会見のお知らせ

花組トップスター・蘭寿 とむが、2014年5月11日の東京宝塚劇場公演『ラスト・タイクーン-ハリウッドの帝王、不滅の愛-』『TAKARAZUKA ∞ 夢眩』の千秋楽をもって退団することとなり、2013年10月8日(火)に記者会見を行います。

なお、会見の模様は当ホームページでもお知らせ致します。