日々の生活の中で色んな人と出会って、色んなことを話す。
ひとりの人間の様々な顔を垣間見る機会がますます多くなってきた。

「こっちの真意がそのまま伝わることって、一体どのくらいあるのかなぁ。」って考えてしまうことも多い。
仕事場の関係で負のエネルギーを引き受けてしまう人がいて。
大きな声で主張し、こっちを見てるもんだからつい同調してしまって。

こうしたら楽になるのにって思っても、あちらはあちらの物差しでもって測っては自分に都合の良いように解釈するもんだから、こちらの真意ははるか彼方へと追いやられてしまうんだ。とことん虚しい。
そんなことを何度か繰り返してみた。

んなら、「何か憑いちゃって辛いのよ~。」とか大きな声で言わないで欲しい。
こっちの視界に入ってじ~っと見つめないで欲しい。
放っておいておくれ、私もあんたのこと放っておくから。
・・・って思いつつ仕事をしてました。ふぅ。


表向きは生活相談員やってますけど、私の本業は目に見えない色々を扱う仕事。
(霊媒師とかじゃないっすよ?)
生きてる人間が本来の自分で生きられるよう、ちょこっとお手伝いする仕事。その過程では霊的介入をすることもありますが、それにはそれ相当の責任と覚悟が要るのです。

ここは基本に戻り、「本人がそれを望んでいないのであれば一切関わらない。本人が望んだ場合に限り、開かずの扉を開けるお手伝いをする。」ことにします。
中途半端な気持ちで突っつくんじゃないわよっ!って、言えるものなら言ってみたいよぉ。


そう、昨日 長電話してた時のこと。
目の前の時計に突然異変が。じ、じかんがですね、超高速で進み始めたんです。
長針がどんどん動き、2時、3時・・・6時までいった時、電池を抜きました。
電話の向こうで娘が凍りついているのがわかりました。
今の時計って、そんなことあるんですね~。

「お~!そりゃーポルターガイストだぜっ。」と、会社の人は盛り上がってました。

あたしには、会社のベランダにちゃんと揃えておいたサンダルが、いつの間にか右⇒ピンクのサンダル、左⇒黒のサンダルになっちゃってる方がびっくりだ。

まるでそのままベランダから飛び降りた人がいたかのように、窓辺に向かってきれいに揃えられたスリッパが、何日もず~っとそのまんまそこにあることの方がびっくりだ。

机の下にスリッパが山盛りたまってて、当の本人が靴下のまま歩き回ってることの方がびっくりなんだよっ。