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知ってお得!健康や旅先のガイド情報

健康などのライフスタイルに関連する『ちょっと気になる情報』や旅先のガイド情報などを紹介しています。

    ピロリ菌感染は6000万人

ピロリ菌は、正式にはヘリコバクター・ピロリという細菌で胃の中に生息しています。
ピロリ菌は胃がんや胃かいようの元凶で、感染者は全国に6000万人と言われます。それにもかかわらず、感染者の胃がん発症率が年間1%もないことから「除菌する必要はない」とされてきました。
ところが2009年1月、日本ヘリコバクター学会 がヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)の診断と治療のガイドラインを公表し、「感染者すべてに抗菌剤による除菌治療を強く推奨する」としました。
理由は、除菌することにより胃がん発生を予防することが明らかになったからです。
ただ、多くの人が胃がんや胃かいようにもならずに一生を過ごしており、除菌費用も数万円と高い!
除菌は本当に必要なの…?
調べてみると、感染者の中でも特に急いで除菌すべき人がいることがわりました!
あなたは急いで除菌すべきなのでしょうか?

    胃かいようの人は除菌

胃かいようは、ピロリ菌が胃壁を傷つけ、胃酸に対抗する防御を弱めることが原因となって起きます。防御が弱くなった胃にストレスがかかると防御がさらに弱くなり、胃かいようになります。
今では、胃かいようの治療はピロリ菌の除菌が中心です。
十二指腸かいようもピロリ菌が原因ですので、除菌治療で治ります。
胃かいようや十二指腸かいようで悩んでいる人は、すぐに除菌することをおすすめします。
また、ストレスが多い人もピロリ菌に感染していれば、いつ胃かいようになってもおかしくありません。早めの除菌がおすすめです。

ガイドラインによると、ピロリ菌による胃炎はいろいろな病気の原因であったり、病気と関連することが示されています。また、保険診療でピロリ菌の検査や除菌治療ができる病気、ピロリ菌の感染など興味のある方は日本ヘリコバクター学会のHPにある市民の方へのピロリ菌解説 を参照してください。

   胃がんを高める危険因子

ピロリ菌は胃がんの元凶ですが、感染者がみんな胃がんになるなんてことはありません。なぜでしょう?
ピロリ菌は、胃壁の細胞を攻撃するので、そのダメージが蓄積して胃がんのベースとなります。でも、それだけで胃がんになることは少ないのです。

そこに、発がん物質のようながんを起こす手助けをするものが加わると胃がんになります。
この胃がんを起こす危険性を高めるものが、最新の研究で、三つ明らかになっています。
Ⅰ.高血糖
 「ピロリ菌感染+高血糖」の人は、「ピロリ菌なし+血糖正常」の人の4倍、「ピロリ菌感染+血糖正常」の人の2.2倍胃がんになりやすかったのです。
Ⅱ.喫煙
 「ピロリ菌感染+喫煙」の人は、「ピロリ菌なし+非喫煙」の人の11倍、「ピロリ菌あり+非喫煙」の人の1.6倍胃がんになりやすいのです。(調査:九州大学大学院 清原裕 教授)
Ⅲ.塩分のとりすぎ
 これはスナネズミの実験ですが、「ピロリ菌感染+がんになりやすい薬+塩分とりすぎ」のネズミは、「ピロリ菌+がんになりやすい薬+塩分正常」に比べて3倍も胃がんになったのです。(実験:愛知県がんセンター)

高血糖、喫煙、塩分とりすぎの方は、ピロリ菌の検査や除菌をすぐに考えた方が良いですよ!