【震災後のアクセス】
九寨溝地域や九寨黄竜空港への道は大きな被害がなかったものの、成都市からの陸路(西回り国道213号、東回り省道205号)は山崩れ等で甚大な被害を受け通行不能となり、震災後のアクセスは空路のみでした。道路復旧に難航しましたが、2010年11月に国道213号の復旧により、従来通りの陸路が全面回復しました。(バスでの所要時間は休憩をしながら片道で約8時間)
【汶川大地震(四川大地震)】
2008年5月12日に四川省阿坝藏族羌族(アバ・チベット族チャン族)自治州で発生した地震の概要です。
・発生時刻 - 2008年5月12日14時28分(現地時間)
・震源地 - 四川省阿坝藏族羌族自治州汶川県映秀鎮
・震源の深さ -19km
・震源断層 - 龍門山断層の南部 逆断層型、直下型
・地震の規模 - マグニチュード 8.0(中国地震局)
被災面積10万平方メートル超、被災者は4550万人以上
・被害状況
中国民政部の報告では、2008年9月18日までに死者6万9227人、行方不明1万7921人を確認したと発表。震源地の汶川県映秀鎮の死者と行方不明者は全人口1万人の約8割(7,700人)に上っています。
家屋の倒壊は21万6千棟、損壊家屋は415万棟。地震により避難した人は約1514万7400人、被災者は累計で4616万0865人です。
・復興再建の主な進展状況(2011年 7月19日中国科技日報)
被災地の復興再建は計画の95%がすでに完了したことを明らかにしました。
地震の被害を受けた四川、陝西、甘粛の3省では、農村住宅190万8,500戸、都市住宅28万8,300戸、学校3839校、医療機関2169カ所、各種インフラ施設5,000カ所あまりがすでに建設され、2011年9月末までにすべて完了する予定とのことです。
汶川大震災震源地記念館はこちら (四川映秀旅行)
建川博物館聚落(私営)の敷地に汶川大地震博物館が新設されています。
建川博物館聚落はこちら
■ 成都市から震源地に近い汶川県を通過
※ 移動中の掲載している写真について
休憩時の下車以外はバスの中より撮影しています。
掲載の写真はクリックで拡大します。
汶川県(wèn chuān Xiàn)
龍門山脈(Lóng mén Shān mài)と邛崃山脈(qióng lái shān mài)がそれぞれ県の東北と西南に位置し、岷江とその支流である雑谷脳河、草坡河、寿江は県内の主要な河川です。
県内にある臥龍自然保護区はジャイアントパンダの主な研究や繁殖地で、四姑娘山は主要な観光地です。
・岷江(Mín Jiāng)
長江支流のうちで水量が最大。源流は岷山南麓,北から南へ流れ、松潘、茂県、汶川、都江堰を経て,成都平原を穿き,楽山を経て、犍為で大渡河、馬辺河を納め,宜賓で長江へ合流しています。
岷江に沿っていた旧国道213号は各地で起きた土砂崩れで寸断されています。
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土砂崩れの傍で岷江の中に高速道路の建設中
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土砂崩れで寸断された旧国道213号を見ながら北上しています。
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復興した住宅や畑が見えてきました。
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【バス移動の行程(往復)】
成都市⇒都江堰市⇒汶川県⇒茂県⇒(疊溪)⇒松潘県⇒(川主寺鎮)⇒(岷江源头)⇒九寨沟県⇒(川主寺鎮)⇒黄龍⇒(川主寺鎮)⇒松潘県⇒茂県(疊溪)⇒(牦牛角梳厂)⇒茂県⇒汶川県(映秀鎮)⇒都江堰市⇒成都市
(片道は約8時間)
【 四川省阿坝藏族羌族自治州の観光地図 】 クリックで拡大
【 四川省の観光地図 】 クリックで拡大
【主な観光地(成都と世界遺産を除く)】
・望江楼公園 ・四姑娘山 ・三星堆博物館 ・海螺溝(氷河公園) ・ミニヤコンガ(貢嗄山) ・丹巴美人谷 ・稲城・亜丁 ・剣門関蜀道 ・ロウ中古城 ・昭化古城 ・ホウ統祠 ・蜀南竹海 ・自貢恐竜博物館 ・ソゲル大草原 ・神仙池 ・牟尼溝 ・雅安碧峰峡パンダ基地
【世界遺産】
・九寨溝の渓谷の景観と歴史地区(1992年、自然遺産)
・黄龍風景区(1992年、自然遺産)
・峨眉山と楽山大仏(1997年、複合遺産(自然・文化))
・青城山と都江堰(2000年、文化遺産)
・四川省のジャイアントパンダ保護区(2006年、自然遺産)

















