人間の体はどのような環境の中でも生きていくことができるでしょう。
体内に、自然の調整システムが組み込まれています。
ホルモンはその中でも重要な役割を果たしており、
さらに骨や血液も名サポーター役として機能しています。
それぞれの役割は違っても、
これらの構造はすべて数百万年かけ、
自然が造りあげたものです。
これらの組織のトップにたって指示し、管理をしているのは脳です。
脳は、体じゅうの色々な組織からの情報を元に働きます。
血液は、そのなかで最も多くの情報を脳に送っています。
ですから、血液に流れているものは、
人間の健康管理のためにとても重要です。
糖分の高いものを摂りすぎると、インシュリンの働きが鈍ってしまい、
糖尿病になる場合もあります。
コーヒーやお茶など、カフェインを多く摂りすぎれば、
ストレスホルモンが発生して血液に残ります。
その結果疲れやすくなります。
(特に女性の場合、カフェインを体内から流すために
時間がかかるので、昼以降カフェインを摂ることは
控えた方が良いと思います。)
今日は健康な体のために重要な働きをしてくれる血液にはなぜ、
アルカリ性食品が必要なのかを紹介します。
血液のpHは7.3~7.45でなければなりません。
pHが狂うことによって、重病になってしまったり、
命にかかわる場合もあるのです。
このpHの微妙な数値を何があっても保たなければなりません。
通常皆さんが多く摂っていると思われる食品(米、パン、麺類、
肉、コーヒー、牛乳、ジュースなど)のほとんどは酸性です。
【アルカリ性食品】
<特に高い食品>
・ スプラウト、きゅうり、海藻類、ケール、パセリなど。(ベジパワープラス!)
<次いで高い食品>
・ ライム、レモン、グレープフルーツ、ココナッツ、サワーチェリー、
そば、かぼちゃの種、ビーツ、ラディッシュなど
<適度なアルカリ性食品>
・ 煎り大豆、大豆、エダマメ、赤ピーマン、トマト、オクラ、唐辛子、
にんにく、しょうが、タマネギ、豆腐、ハーブ、スパイス類、ケルト塩。
【酸性食品】
・お酒、コーヒー、紅茶、マスタード、マーガリン、ドライフルーツ、
肉類、アイスクリーム、白砂糖など。
酸性だから、これらの栄養が悪いと言っているのではありません。
ただ、酸性の食品を摂ることによって血液のpHは酸性にかたよります。
この情報が伝わると、脳は慌てて体の中にあるアルカリ性のものを探し始めます。
例えば、みなさんもよくご存じのカルシウム。(カルシウムはアルカリ性です)
強い骨のためにカルシウムを摂りましょう、とよく言われますが
その骨からカルシウムを借りてきて、血液のピンチを救うのです。
ですから、肉食の多い食文化の人たちに骨粗鬆症が多いのも
納得していただけると思います。
では、カルシウムが豊富な食生活を送ることがベストなのでしょうか?
例として、カルシウムが豊富な牛乳をたくさん飲んでいても、
牛乳からのカルシウムの吸収率は10%くらいと低いのです。
必要なのは、カルシウムの多いものを摂ることよりも、
アルカリ性食品を多く摂取することなのです。
とは言ってみても、毎日おいしいものを食べようと思うと
アルカリ性食品の種類は意外と少ないですよね。
だからこそ、緑黄色野菜や海藻のパウダー(低温で乾燥されたもの)は
手軽に摂取することができておすすめです。
(僕は、大好きなワインを飲みすぎた時や、
リッチな食事の後には、そのぶんベジパワープラスを多く摂っています。)
アルカリ性食品を毎日きちんと摂る生活を送っていれば、
骨粗鬆症になる確率は減り、血液の状態も良くなり、
その結果、いろいろな病気の予防になるものだと信じています。
それだけでなく、体内脂肪を減らすことにもつながります。
なぜなら、酸性食品を摂ることで、体は自然に、
内臓または血管の壁を酸から守るために脂肪を溜めていきます。
逆にアルカリ性の食品を摂れば、その脂肪は必要なくなり
自然に減っていくのです。
良いものを与えてあげれば
体は自然にベストの状態に近づくよう管理してくれるのです。
人間の体の構造は本当に素晴らしいですね。
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