書籍「時が止まった部屋」で思う事

遺品整理のお仕事をしている小島さんが

依頼現場をミニチュアにしてリアルを伝えています。

「可愛いミニチュアを作る人」を目指す私にはこの本は見る気も起こりませんでした。

可愛くないし汚いものがたくさん写ってる

一番の理由は

自分の部屋を見せられているようだったから。

TVでゴミ屋敷、汚部屋の映像が流れると、目を背けます。TV消します。

その後のコメントで怒られてる気分になるから。

だからこの本も見たくなかったんです。

初版本発行から3年…

なぜ今頃買おうと思ったのか？

理由は２つあります。

一つは…片付けができるようになったら、

　　　汚部屋で暮らす気持ち、状況を忘れず

　　　今同じ様に片付けで悩んでいる人のチカラになりたい。

　　　　現在勉強中の「終活アドバイザー」や「オンライン片付けアドバイザー」として

　　　　直視しなければいけない現実がこの本にはつまってるから。

もう一つは…

自分の最期「孤独死」の可能性もあると思ったから。

「孤独死」の可能性…とても大きいです。

今　私は叔父の家で居候しながら叔父の面倒を見ています。

彼は知的障害があり、何もできません。

身の回りの事、お金の管理、最低限の常識…

自分が食べたいモノ、欲しい物すら言えない。

もし私が、例えばコロナに感染して2階で寝込んでしまったら…

多分彼は何も気にしないでしょう。

ご飯が出てこなくても　スーパーで買ったパンを食べて良しとするでしょう。

お小遣いがなくなったら親戚に行ってお金借りるでしょう。

「起きてこやへん」「ご飯作ってくれん」といろんなとこにグチる事でしょう。

それは何日後なんでしょうね･･･

その頃には多分私は溶けているかも…

風邪をひこうが、コロナワクチン💉の後遺症で高熱でフウフウ♨️いってようが

彼には全く関係のない事で…ご飯さえできていればそれで良い😊

そんな感じです😭

「孤独死」も他人事ではない…

そんな事に気付いてしまった私は「片付け」「終活」は必須‼️

取り越し苦労だと思っても

スッキリ片付いたお部屋で過ごす事

「終活」で自分の人生の振り返り、これからを見直す事ができる事。

この先の人生に有意義な時間を与えてくれるモノだと思っています。

空間にも、ココロにもゆとりある生活を早く送りたいです💕