夜中に更新することではないですが、
ふと、目が覚めたのでエントリー。
先週発売された、『起業家』について。
(左は渋告/当時社長にサインをねだった私・・・w)
社員は読んでいる人が多く、
藤田社長の想いを受け止め、奮い立たされ、各々思うところを
ブログに書いているのをよく目にした1週間だった。
2003年新卒入社組の私ですが、
今回の本の内容は、反省させられることが多かった。
電車の中で読んでたのですが、半分くらい読んだところで、
あまりのくやしさに涙が出てきそうになって、本を閉じたくらいです。
インターネット回線が「ぴ~ひゃらら」だった時代に入社し、
当時、それでも私がやりたかったことは、インターネットメディアをつくる側。
そんな私が入社して配属されたのは、
広告事業部の自社以外のメディアを担当するメディア担当でした。
そこでは、この本にも書かれていましたが、
自社メディアだけでなく、世の中的に、「どんな広告をつけたら売れるのか」と
いった、売上中心で考えるメディアが本当に多かったと思います。
(サービス存続のために、メディア運営企業としては当たり前かもしれませんが)
「メディアにとっては、ユーザーが一番大切なのでは?」というジレンマを抱えつつ、
「ユーザビリティ」と「広告効果(売上)」の間で、たくさん悩んだ時代でした。
そんな中、一貫した姿勢でユーザビリティを最優先に考え続けていた
メディアは、やはりたくさんのファンをつけて売り上げを伸ばしていき、
今や誰もが知っているメディアへと成長を遂げてたりします。
または、もっと大きなメディアに買収されて、
名称こそ変わってしまったものもありますが、
メディアとしての価値をもって、今も生き続けていたりします。
*夜が開けてきたので、中編に続く。。。