愛・過食症相談室のRayです。

 

 

これまで、過食症とお母さんのことをたくさん書いてきましたが、今日はお父さんです!

 

娘に過食が起きている場合、実はお父さんも大きく影響しています。

 

それは何かというと、、、

 

 

お父さんが怖い!!!ということ。

 

 

中には娘を殴ったり、逆さ吊りにしたというお話しを聞いたこともあります。


大人の男性が、女の子を殴る。残念ですがお父さんは気が狂ってしまっています。

どれだけ娘が傷つき心が壊れるか、想像は難しくありません。


これはもう絶対にアウトですよね。




ただ、実はもっとわかりにくい「お父さんが怖い!」は以下の通りたくさんります。


 

✔️お父さんが母親を殴った、母親を怒鳴った。

 

✔️お父さんがお兄ちゃんを殴った。激怒した。

 

✔️お父さんが仕事から帰りイライラしていた。

 

✔️お父さんが家にいても不機嫌。攻撃的。負のエネルギーに満ちている。慢性的に怒っている。

 

 

このような場合、娘は直接的な被害は受けていなくても、父親の飛ばしている怒りのエネルギーはしっかりと娘の心にも打撃を与えています。

 

娘としては、

・いつ自分も攻撃されるか分からない恐怖

・お母さんやお兄ちゃんが可哀想で悲しい

・自分が攻撃されると怖いから言えなくて一人だけ逃げている罪悪感

 

とても辛い状態です。

もう怖すぎて心が何も感じないように麻痺させるしかありません。そしてこの麻痺がいずれ過食につながつていきます。


 

母親や兄への暴力がない場合でも、仕事でイライラした黒いエネルギーの父親が帰ってくるだけでもリビングから自分の部屋に逃げてしまう高校生の方もいらっしゃいました。

 

彼女はただ「父親が嫌だ」としか認識できていませんでしたが、本当は「怖い」のだと思います。父親の中に渦巻いている愛ではない黒いエネルギーが。

 

でも、社会はそういう場です。愛では生きられないのが今の社会。

家族を養うお金を稼ぐために、お父さんは自分も黒くなりながら働いているわけですが、でおその自覚がないのでそのまま帰ってきて、その波動に娘がやられてしまう、ということが起きます。

 

そうすると、敏感な娘ほど父親を嫌うので、父親からしても「可愛くない」と思えてしまって(というか本当は傷ついて)、その気持ちがまた娘に伝わって、、、という悪循環が起きるかもしれません。

 

あまり敏感でない子供は同じ父親に対してでも平気で接するかもしれず、父親もそちらの方が関わりやすいというところもあります。

 

 

お父さんの中の怒り、攻撃性、イライラは、暴力暴言として出していないとしても、実はダダ漏れになっていて、敏感な娘にとってはとても怖いということもあるのです。

 

また、そういう夫に対しては妻も安心できないため、いつも緊張していて、娘に対して温かい愛や安心感を与えられる状態ではなくなってしまいます。

 

「夫を刺激しないことが一番の優先事項」になってしまっているかもしれません。



こんなお父さんのいる家庭では、娘は安心できず、慢性的に緊張と不安と恐怖を感じています。少しでもそれを和らげたり救いを求めたり、もしくはその辛い感覚から逃れるために過食する必要が出るのは無理もありません。


子供が過食する場合、必ず両親に問題があります。


 

こういうお父さんは、実はそもそも幼少期の親子関係に原因があって、怒りっぽい、攻撃的、ということがありますので、お父さんのインナーチャイルドをケアすることが変化へとつながっていきます。



 

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