ほんの数日メールがないだけで、ゆっとは必ず言ってくれます。

『しばらくメールしなくてごめん。いくつかのお客さんでハマってたけどようやく先が見えてきたよ。』

まるで私がどうしてメールしてくれないの?ってなんにも言わずに訴えてるのが解るみたいに。

今でもゆっとは土曜日も日曜日も1人の時間を見つけては必ずメールをくれる。

この1年私はゆっとへの気持ちがダウンしているから余計に自分から
メールしたりしてないし、会いたいなんて言葉を全く言ってないね。

ゆっとは多分なんにも気づいていないと思います。

言っても無駄だから諦めてると思ってるんじゃないかな。

他の人と比べてるわけじゃないけど、ゆっとがどれ程真剣に真面目に私とつきあってくれてるか解ります。

不倫って一言で言っても色々な種類があるんですよね。

全くの遊びで快楽を追求するだけの不倫ならきっと身体の関係が
なくなったら終わるんだろうけど、私たちはちょっと違います。

ゆっとは私の心の旦那様。

きっと好きな人が出来たのはちょっとした心の隙間、温もりが欲しい寂しさを埋めるため。

1年経って少しだけ解ってきたかもしれないです。

10年前の今頃、ゆっとが好きになってドキドキしてた私。

ゆっとが離婚まで考えてくれたコトを思い出すと胸がキュンってなります。

ゆっとに言ってみようかな。

また私と一緒におうちご飯する?って。