せっかく最愛のバリ島に住んでいるのならはずせないもの、それは香り高い魅惑的な生のお花たち。このアロマを無視しては生きてはいけない!
そして「これがあれば私は元気」!

そう、バリ島には香りの高いお花がたくさんあります。
一年中が祭礼儀式だらけで有名なバリ島、日々のお祈りや儀式ではいつも、プルメリアの花(バリではbunga Jepunと呼ばれる)や、カナンガ(cananga、イランイラン)などの香り高い美しい花がふんだんに使われています。



そしてそのお祈りが終わると、そのお花たちを男性も女性も、耳にかけたり髪に挿したりして身にまとう。
昔バリ人のボーイフレンドが耳にカナンガの花びらをひとひら掛けていただけで、その媚薬的な香りがふわっと漂い、胸がキュンとした・・・、今でははるか昔の懐かしい青春の思い出です。(笑)




お花のアロマは単に人を喜ばせるだけでなく、当然、バリの神様をも喜ばせるらしく、どこの寺院にも必ずと言ってよいほどカナンガやブンガジュプンの木、クチナシなどの香しい花が植えられています。
これらを植えることで神様、女神・男神様たちは喜び、逆にネガティブなエナジーは退散するのだそうです。



アロマテラピーはすっかりポピュラーになり様々な精油が売られている時代ですが、私はバリ島のお花たちのそのままの香りが大好き。身近にあるこれらを活用しない手はありません!

バリのパサール(市場)では毎日、祭礼儀式用のブンガジュプンやカナンガ、チャンパカやクチナシ、バラや睡蓮などの香り高いお花を売っていますから、2000~5000ルピアくらい(20~50円ぶん)程度を買ってきては、お部屋に置いておきます。




昼間は机の上に、そして夜の就寝前には枕元にお花を置きます。車で出かけるときはバッグのポケットに入れて、しばしばそれを取り出しては香りを楽しみ連れて歩きます。
こんなことのできるバリ生活がほんとうに有難い~~!!




バリの生のお花は精油とは違い、そのまま集めておいておくと、乾ききってポプリになるまで(ポプリになっても)ずっとその自然な香りの変遷が楽しめるんです。

エッセンスだけ取り出してしまったアロマオイルも有難いけれど、できれば丸ごと生のお花の生きた香りが私は嬉しい。
時間とともに水分を失い枯れていく、だけどそのプロセスの香りも十分に美しい。
人生もこうありたいな!



南国の花の香りは一段と力強く主張していて、目も鼻も心も喜ばせてくれます。
そして、試してみてください。きっとあなたも「これがあれば元気!」だと思いますよ!
バリ島のお花を是非生活のお供にお勧めします!

(Byアユミ)