あれは5日前の朝
起きるとのどが痛かった。
でもそれに構うヒマも無いほど
慌ただしく家事と準備に追われて
仕事へ出かけた。
そう最近の私は古巣と言っても
4年ブランクがあった
元の職場へ復帰したのが
1ヶ月前以前から
忙しかったが
それ以上に人不足で以前は
2人で行っていた作業を
1人でこなす事が多くて
本当にボーっとする時がない
次々と手際よく動かないと
足手まといになりまわりに迷惑をかける。
それがイヤで、いや怖かった。
あの人使えないって言われるのが
何より怖かった。
だから自分をないがしろにしてると
気付きながら身体の多少の痛みや
疲れを見てみないふりして
今日まで過ごしてしまった。
あんなに復帰するには
今度は絶対にムリしない
自分優先❣️と決めていたのに
何より自分の身体を大事にと
誓っていたのに、、、
その日は調子が悪かった。
動きが空回りした。
私はキッチンと言われる軽食を
作る持ち場を担当してる。
次々入るオーダーにいかに速やかに
お客様へお届けするかを考え動く
時に焦ることがあっても
焦るとミスをしたり余計に時間が
かかる事が多いのを知っていたので
最近は大丈夫、大丈夫と
心沈め今に集中する。
どうせ一度に沢山の事は
出来ないのだからと開き直りも
私を落ち着かせるおまじないだった。
それが功を奏してか
はたまた皆の思いやりか
どちらもあると思うが
まわりからのみこみが早い
さすがです!とおだてられ
ちょっといい気分でもあった。
しかしそれがこの日は空回り
常に裏目に出て焦って焦って
きっと一緒に働いている仲間は
あきれてるだろうと
どんどん気分も落ち気力が抜ける。
完全にパワーダウンしていた。
また激しいのどの痛みを感じた。
午後3時半からの遅い昼休みに
「のどが痛い」と副店長に弱音を吐くと
コロナかも知れないから帰った方がいい
と言われたが20時の閉店まで私しか
担当が居ない。とても帰れないと
その選択肢を選ばなかった。
そしてやっとの事でこの日の営業を終えて
電車に乗り、21時を過ぎてバスは
もうないので駅から1.7kmの距離を
徒歩で帰宅する。
そうなぜか私は遅番ばかりで
早出してラストまで勤務して
疲れ切って重い脚をやっと動かして
徒歩で帰宅するのが日課となり
ちょっと不満だったが
何か意味があるのだろうと
自分の気持ちを押し殺していた。
最近は夜は冷えてくる。
ちょっと肌寒く身体が重く感じたが
やり終えた充実感でいっぱいだった。
ただのどはより一層痛くなった。
熱が出ないといいなと思いながら
すぐ夕食をとりお風呂に入って
翌日に備えてすぐに寝た。
朝、のどの激しい痛みで目が覚めた。
唾を飲み込むのも痛い。
やっぱりコロナかもと頭をよぎった。
熱をはかれば37.2℃これならまだ
大丈夫と安心して二度寝した。
だかそれからわずか1時間弱で
身体が熱い🥵高熱を出した時の
倦怠感で目を覚まして再び検温
37.9℃に上っていた。
絶対に休めないと思っていたが
熱があるとなれば話は別
7時になるのを待って店長へ連絡
やはり店長もコロナを疑い
病院を受診するように指示され
すぐに電話を切られた。
早速病院へ予約と思ったが
車がないので札幌に住む妹へ連絡
仕事を休んで駆けつけて
くれるという😭(感謝❣️)
しかしここからが大変だった。
発熱を受け入れてくれる病院探しで
悪戦苦闘することになる
長くなったのでまた🖐🏻