車の中で母に元気を
取り戻して欲しくて


好きな韓流ドラマを
流したり


「ザ・シークレット」の
DVDで病気に打ち勝つ
気力を取り戻して
もらいたいと
微かな望みを込めてみたが


全く興味を示さなかった



病院へは妹とも落ち合って
また一緒に行くことにした


最初に紹介状を取りに行き
セカンドオピニオンの病院を
目指した


紹介状は数千円取られると
思っていたが
お会計は250円だったので
びっくりした。


そこから約30分ほど車を
走らせたら目指した病院に
たどり着いた



入口で全員おでこで検温し
待合室でまた診察室に同席する
ならとまた脇の下で全員
検温させられた



すると驚いたことに
最初のおでこの検温が
36,4分だった母が
脇の下では38,6分と高熱を示した。


すぐに私達は隔離された
 


母は数年前に腰と両膝に
人工関節の手術を受けて
そちらでも薬を処方されていた


その痛み止めを切らして
ここ2日間飲んでいないことを聞かされ


異変に気付けなかった私を
妹は責めた
「痛み止め飲んでいたらこんな高熱
でないのに、これは母さん相当
辛かったはずだよ」


自分の不甲斐なさに落ち込むわたしに
追い討ちをかけるように
 

「今朝もダルいのに早く用意しなさい
って急かすからお母さん本当に
辛かったよ」と訴えていた。



そんなに辛かったのにタバコは
吸えるのかと内心、不思議に
思っていた。





待っている間妹が痛み止めを
持っていたのですぐに母に
飲んでもらった




病院は混雑してるようで
なかなか呼ばれ無かった。


待っている間少し元気を
取り戻した母が病院の帰り
ラーメンが食べたいと言った



そうだね、ラーメン食べて帰ろうね
どこのラーメン屋に行く?
やっぱり味噌ラーメンかな
と楽しい会話をしていた。



そしていよいよ診察に呼ばれた。



続きはまた明日